バイナンスジャパンは、世界最大級の暗号資産取引所バイナンスの日本法人です。
アプリがリリースされており、日本円だけでなくPayPayでも暗号資産(仮想通貨)を直接購入できるのが大きな特徴。
海外版しかなかったときより大幅に利便性が上がり、取引へのハードルが下がりました。
本記事ではバイナンスジャパンの使い方について、口座開設から仮想通貨の買い方、出金まで詳しく解説しています。
バイナンスジャパンで仮想通貨を取引するメリットや注意点も紹介しているので、口座開設を検討中の人は参考にしましょう。
バイナンスジャパンの使い方をスマホアプリ版で解説
バイナンスジャパンは、2023年8月から日本でサービスを開始した暗号資産取引所です。
バイナンスが日本進出にあたりサービスを整え、金融庁から暗号資産交換業の認可を受けています。
バイナンスジャパンには日本語のスマホアプリがあり、口座開設手続きはアプリから行うとスムーズです。
以下にバイナンスジャパンのアプリでの使い方を簡単にまとめました。
- バイナンスのアプリをインストール
- アカウントを作成
- アプリにログイン後、本人確認を完了させる
- 審査開始
- 審査に通過すると口座が開設される
- 入金して暗号資産の取引を開始
アプリはAppStoreまたはGoogle Playから無料でインストールできます。
ただアプリを入れただけでは何もできず、メールアドレスからアカウントの作成が必要です。
アカウント作成後も、本人確認手続きを行い審査に通過しないと仮想通貨の取引は行えません。
審査に通過したら、仮想通貨の購入資金を用意しましょう。
バイナンスジャパンでは、銀行振込の日本円またはPayPayで仮想通貨が購入できます。
事前に取引用の仮想通貨を別で用意する必要がなく、初心者でも取引が始めやすいです。
各手順やアプリの使い方について、実際に口座開設から始めた画像も含めて解説します。
口座開設にはメールアドレスと本人確認書類の提出が必要
口座開設するときは、事前にアカウント登録用のメールアドレスと本人確認書類を用意しましょう。
アプリで口座開設するまでの詳しい手順を、実際の画像とともに解説します。
STEP1AppStoreまたはGoogle Playからアプリインストール
使っているスマホのアプリストアから、「バイナンス」と検索してアプリをインストールします。(画像はApp Store)

似たようなアイコンの暗号資産アプリもあるので、間違えてインストールしないようにしましょう。
インストールや月額は無料です。
口座開設はすべて日本語で指示があるため、手続きに迷うことはありません。
STEP2アカウント作成
インストール後、アプリをタップすると以下の画面が表示されます。

暗号資産(仮想通貨)取引経験の有無について当てはまる方をタップすると、アカウント登録画面に切り替わります。

メールアドレスの登録、または既存のGoogleやAppleのアカウントの連携が必要です。
今回は「Googleで続ける」を選択し、利用するGoogleアカウントを登録すると、すぐにアカウントの登録は完了しました。
メールアドレスを登録してアカウント登録をするときは、パスワードの設定など手順が増えます。

アカウント登録が完了して「次へ」をタップすると、アプリのトップページに移り最新情報の閲覧ができる状態となります。

アカウント登録だけの段階では口座開設手続きが完了せず、本人確認が必要です。
STEP3本人確認手続き
本人確認は以下の手順で行います。
- 居住地・国籍地の入力
- 本人確認の書類の提出、顔の撮影
- 個人情報の確認
本人確認手続きを始めると、最初に居住地と国籍地の入力画面が表示されます。

パスポートに記載の通り入力し、「次へ」をタップすると提出する本人確認書類の選択画面に移ります。

本人確認書類の提出方法は、2種類しか選択肢がありません。
- マイナンバーカードの読み取りと署名用電子証明書のパスワード入力
- 身分証明書の写真提出と顔の撮影
マイナンバーカードでの認証では、ICチップ読み取り用のアプリインストールを求められます。
今回は「身分証明書と容貌の撮影」を選択して本人確認を行いました。

身分証明書として提出できるのは、以下3種類のみです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 運転経歴証明書
住民票の写しや個人番号通知カードといった書類は、本人確認に利用できません。
提出する書類を選ぶと、身分証明書の撮影に移ります。

表裏と斜めからの、計3パターン撮影して提出します。
写真や文字が鮮明に映っているか、証明書の記載部分を指で隠していないかを確認してから提出しましょう。
書類の提出が終わると、容貌の撮影に移ります。

正面から撮影したあと、首を左右に傾けての撮影もあります。
どちらのときも画面にガイド線が表示されるため、操作に迷うことはありません。
STEP4個人情報の入力
写真の撮影が完了すると、個人情報の確認が行われます。
確認事項は以下の通りです。
- 氏名・生年月日・住所
- 氏名のカタカナ表記、ローマ字表記
- バイナンス利用目的
- 主な収入源
- 職業
- 投資経験
- 内部者(インサイダー)に関する確認
- 居住地、外国PEPsの確認
1は読み込んだ本人確認書類から自動出力されます。
引っ越しにより現在の住所が別欄に記載されているときは、旧住所のままになっていないか必ず確認しましょう。
2のカタカナ表記やローマ字表記は、取引開始後に連携する銀行口座やPayPayアカウントと一致している必要があります。
3以降は選択式の設問となっているため、自分に当てはまる項目にチェックを入れましょう。
インサイダーの恐れがある人や、外国PEPs(外国政府で重要な地位に就く人)に当てはまる人は口座開設ができません。
すべての項目の入力が完了すると、以下の画面になり審査待ちとなります。


アプリホーム画面上では、ステータスが「本人確認」となっています。
STEP5審査完了
審査が完了すると、「アカウントの認証に成功」として無事に口座開設が完了したメールが届きます。

本人確認手続き完了画面では想定審査時間1時間と記載されていましたが、今回は2分後に審査完了通知が届いていました。
口座開設手続きは以上で完了し、いつでも取引を始められる状態となります。
仮想通貨は銀行振込した日本円とPayPayで購入可能
口座開設が済んだら、仮想通貨の購入資金を以下いずれかの方法で用意しましょう。
- 日本円を銀行振込で入金する
- PayPayマネーで仮想通貨を直接購入
- 他取引所で用意した仮想通貨を送金する(オンチェーン入庫)
日本円で仮想通貨を購入したいときは、銀行振込でウォレットに入金する必要があります。
振込可能な銀行はGMOあおぞら銀行と住信SBIネット銀行に限られており、他の金融機関からは入金できません。
対応可能な銀行の口座を持っておらず開設の予定もない人は、PayPayで購入しましょう。
PayPayとアカウントを連携させると、入金の手続きが不要で仮想通貨を直接購入できます。
すでに他の口座で仮想通貨を所有している人は、バイナンスのウォレットに送金可能です。
なお、海外版バイナンスは日本円やPayPayでの仮想通貨購入に対応していません。
バイナンスジャパンでは、仮想通貨の口座開設が初めての初心者でもすぐに取引が始められます。
手続きページはすべて日本語で、海外取引所特有の「英語がよく分からず不安」といったことも起きません。
PayPayでの購入と日本円の銀行振込について、詳しく解説しました。
PayPayは暗号資産を購入するときに直接決済するため入金不要
PayPayには「入金」の手続きがなく、購入したい仮想通貨を選んで直接決済を行います。
PayPayで仮想通貨を購入するときは、アプリ画面下部の「取引」をタップし、上部に表示される購入場所から「PayPay」を選びましょう。

PayPayでの最小購入金額は日本円で1,000円です。
購入したい銘柄を選び、購入金額を入力すると購入する銘柄の数量が表示されます。

PayPayでは販売所スタイルで購入でき、ユーザー間売買である現物取引所では決済手段に選べません。
2026年2月20日現在、PayPayで購入できる銘柄数は58種類です。
注文する銘柄と数量を確認して「注文の確認」をタップすると、初回のみPayPayアカウントとの連携の画面が表示されます。

「継続」をタップして画面の指示に従って手続きを進めると、アカウントが連携されて仮想通貨の購入が完了します。
購入に利用できるのはPayPayマネーとPayPayポイントで、PayPayマネーライトは決済に利用できません。
PayPayアカウントを連携するときは、両方のカタカナ氏名が同一である必要があります。
PayPayでの取引は手続きがシンプルで、画面もシンプルな作りになっていて取引は簡単です。
各種案内は翻訳文ではなく読みやすい日本語のため、不安なく手続きが進められます。
銀行振込はGMOあおぞら銀行と住信SBIネット銀行のみ対応
日本円で仮想通貨を購入したいときは、GMOあおぞら銀行または住信SBIネット銀行から銀行振込で入金します。
口座開設したばかりで仮想通貨購入資金がないときは、アプリトップ画面上部に表示される「資産の追加」をタップしましょう。
「JPYを入金」を選択し、口座のある銀行を選んで入金したい金額を入力します。
入金額は1,000円以上で、どちらの銀行を選んでも振込手数料は無料です。
入金に利用する銀行口座は、バイナンスと同じ名義・カタカナ名である必要があります。
家族も含め、他人名義の銀行口座からは入金できません。
手続きから入金されるまで最大1営業日かかるため、購入タイミングを逃さないよう本格的に取引を始める前に入金を済ませましょう。
以下のタイミングは、銀行のメンテナンスにより入金が遅くなります。
| 金融機関名 | メンテナンス時間 |
|---|---|
| GMOあおぞら銀行 | 毎月第2土曜日の21時50分~翌6時 |
| 住信SBIネット銀行 | 毎週土曜日の23時30分~翌0時30分 |
現物取引(取引所形式)では、銀行振込の日本円または所有している仮想通貨のどちらかでしか取引が行えません。
振込に対応する2つの銀行に口座を持っていなくて現物取引を希望するなら、以下いずれかの方法をとりましょう。
- 取引用にGMOあおぞら銀行または住信SBIネット銀行の口座を開設
- 他の国内取引所で仮想通貨を購入、バイナンスジャパンのウォレットに送金
どちらの銀行でもWebやアプリで手続きが完結し、最短当日中の口座開設が可能です。
管理する銀行口座を増やしたくない人は、入金に対応する金融機関が多い国内取引所で仮想通貨を購入しましょう。
例えばSBI VCトレードは90以上の金融機関が入金に対応しており、入金や他社暗号資産ウォレットへの送金手数料は無料です。
仮想通貨の購入は販売所と現物取引から選ぶ
バイナンスジャパンで仮想通貨を購入するときは、以下いずれかの方法から選びます。
| 表示 | 購入方法 |
|---|---|
| 交換(販売所) | 販売所形式 日本円や所有する仮想通貨を、決められたレートで他銘柄に交換 |
| 現物取引 | 取引所形式 絶えずレートが変動し、さまざまな銘柄のペアと複数の注文方法から選べる |
| PayPay | 販売所形式 PayPay決済に対応 |
交換やPayPayは販売所形式で、あらかじめ決められたレートで目的の仮想通貨を購入します。
現物取引は、リアルタイムでチャートの値動きや最新情報を確認しながら仮想通貨を購入します。
日本円で取引するときは、BNB(バイナンスコイン)とBTC(ビットコイン)は取引手数料無料です。
さまざまな注文方法があり、チャート画面は好みのインジケーターをカスタマイズできます。
バイナンスジャパンでの仮想通貨の買い方と注文方法
バイナンスジャパンで仮想通貨を購入するときは、買い方ごとに注文方法が異なります。
交換または現物で仮想通貨を購入したい人は、事前にウォレットへの入金を済ませましょう。
PayPayでの購入は販売所形式の即時決済のみ対応していて、細かい購入タイミングを狙う必要はありません。
交換も販売所形式ですが、即時取引だけでなく定期購入設定や指値注文にも対応しています。
定期購入は購入間隔を指定して自動的に仮想通貨を購入する仕組みです。
投資判断に迷わず機械的に決済され、コツコツ資産を積み上げられます。
指値注文は、指定した価格になったら自動で購入する仕組みです。
指値の有効期限は最大30日間で、1時間や1日といった短い期限も選択できます。
現物はある程度取引に慣れた人向け
現物は取引所形式の購入場所で、注文方法も複数あります。
| 注文方法 | 特徴 |
|---|---|
| 指値 | 指定した価格になったら購入・売却 |
| 成行 | ・市場価格で即時購入・売却 ・値動きが激しいと、表示された価格で決済されないケースもある |
| ストップリミット | ストップ(注文発動)価格とリミット(取引実行)価格を設定する取引方法価格変動が激しい局面でリスク管理ができる |
| ストップマーケット | 指定した条件を満たすと成行注文が実行される |
| トレーリングストップ | ・ストップマーケット注文に、市場追従機能を付けた注文方法 ・市場が有利な方向に動けば追加発注し、不利な方向に動いたらポジションは決済で終了 |
| OCO | ・指値注文(利益確定)と逆指値注文(損切り)を同時に出す注文方法 ・片方の注文が約定すると、もう片方は自動的にキャンセルされる |
それぞれチャートを読む知識や注文方法の特徴も知り、インジケーターやトレンドを元に戦略的に発注する必要があります。
取引経験がない初心者には条件や価格の設定が難しいです。
バイナンスで初めて仮想通貨取引を始める人は、ごく少額から始めるかデモ取引を活用しましょう。
取引を経験するうちに、注文画面やチャートを見るのに慣れます。
ウォレットからの出金方法は全部で3通り
バイナンスジャパンのウォレットから出金する方法は、入金と同様に3通りあります。
| 出金方法 | 手数料 |
|---|---|
| 日本円で銀行振込 | 一律1回150円 |
| PayPayで出金 | 一律1回110円 |
| 仮想通貨を他社のウォレットに送金 | 銘柄ごとに異なる |
日本円の入金はGMOあおぞら銀行または住信SBIネット銀行のみでしたが、出金は日本国内の金融機関ならどこでも対応できます。
PayPayで出金したいときは、仮想通貨の売却時に「PayPay残高等」で受け取りを指定しましょう。
決済のとき、自動的にPayPayマネーとしてPayPay残高にチャージされます。
PayPayマネーは、PayPayアプリ内から日本円として銀行振込で出金可能です。
振込手数料はPayPay銀行宛てなら無料、他行は1回100円かかります。
仮想通貨のまま他社のウォレットに送金するときは、銘柄ごとに定められた手数料の支払いが必要です。
それぞれこまめに出金すると手数料がかさむため、ある程度金額がまとまってから手続きを行いましょう。
バイナンスジャパンを使いこなして資産運用する方法
バイナンスジャパンには、使いこなせば効率よく資産運用できる仕組みが整っています。
- 仮想通貨の貸し出しで報酬を得る「シンプル・アーン」
- 自由度の高い自動定期購入設定
- ユーザー間送金機能「Binance Pay」は送金手数料無料
- 「Binance Japan Card」は普段の買い物で仮想通貨が貯まる
シンプル・アーンは、仮想通貨を貸し出して利息代わりの報酬を受け取るシステムです。
難しいことを考えずに仮想通貨の残高を増やしたい人は、自動定期購入の利用を検討しましょう。
ユーザー間で仮想通貨を送金するときは、手数料無料のBinance Payを利用すると余計な費用が発生しません。
「Binance Japan Card」は、ポイント代わりに仮想通貨が還元されるクレジットカードです。
自分に合った方法で、通常の売買以外の仮想通貨運用方法も利用しましょう。
シンプル・アーンは仮想通貨の貸し出しで報酬を得るシステム
シンプル・アーンは保有する仮想通貨を一定期間貸し出し、日々利息代わりの報酬を受け取るシステムです。
支払われる報酬は銘柄により異なり、毎日変動しています。
以下は報酬レートの一例です。
| 銘柄 | 報酬レート(年利) |
|---|---|
| CTSI | 6.9%~11.2% |
| OM | 6.35%~10.0% |
| SOL | 1.8%~5.5% |
| AVAX | 1.29%~5.0% |
参照元:バイナンス
シンプル・アーンに対応しているのは、2026年2月19日時点で20銘柄です。
貸出期間は30日単位で最大120日まで設定でき、貸出期間が長いほど報酬レートも高いです。
報酬は基本的に毎日発生し、翌日にはウォレットに配布されます。
シンプル・アーンで預けている仮想通貨は、設定した期間中は送金や売却ができません。(ロック)
頻繁に売買しないなら、シンプル・アーンを利用すると放置していても毎日報酬が発生して簡単に資産運用ができます。
シンプル・アーンのリスクは価格変動
放っておくだけで報酬を得られるのが魅力のシンプル・アーンですが、仮想通貨の価格変動がリスクになります。
シンプル・アーン利用中は資産がロックされて売却できず、決められた期間より早く解約しても最大72時間はウォレットに返還されません。
ロック中に対象銘柄が大きく値上がりし、利益確定のチャンスがあっても逃す可能性が高いです。
長期預入中に相場が下がり続ければ、受け取った報酬分を足しても大きな損失を負うリスクがあります。
メリットだけでなくデメリットも理解した上で、興味がある人は少額からチャレンジしましょう。
自動購入を設定してリスクの低減を狙える
バイナンスジャパンの自動購入は設定の自由度が高く、自分なりの分析を交えながら価格変動リスクを分散できます。
自動定期購入で設定できる購入間隔は以下の通りです。
- 1時間
- 4時間
- 8時間
- 12時間
- 毎日
- 毎週
- 隔週
- 毎月
毎週や隔週は曜日が選べ、毎月購入設定も自由に日にちが選べます。
購入する時間も1時間単位で決められるため、分析に応じて自由な設定が可能です。
定期購入の最低金額は日本円で15円からとなっており、少額から始められるのが嬉しいポイント。
定期購入は最大10銘柄まで設定でき、50種類以上から選べます。
組み合わせに迷うときは、あらかじめ用意されたポートフォリオプランを参考にしましょう。
ポートフォリオプランは他のユーザーが作成したもので、トランザクション数(取引件数)も表示されています。
自動定期購入にデメリットはある?
都度購入する手間を省きながらリスクも低減できる自動購入ですが、主に2つのデメリットがあります。
- 短期間で大きな利益を狙うのは難しい
- 長期的な下落相場では損失が膨らむ
定期購入は、短期間で売買を繰り返して利益を確定していく運用方法とは異なります。
少しずつ保有数を積み増し、多少の価格変動を気にせず資産をゆるやかに増やすのが目的です。
短期的に大きな利益を狙いたい人には向いていません。
メリットであるリスクの低減は、上昇相場や上がり下がりを繰り返す相場のときに効果があります。
長期的で一方的な下落相場では、定期購入し続けると損失が膨らみやすいです。
今後相場が回復するかは誰にも分からないため、完全に放置はせず定期的に相場を確認して投資判断を行う必要があります。
Binance Payは日本のユーザー間なら手数料無料で即時送金できる
Binance Pay(バイナンスペイ)は、バイナンスジャパンのユーザー間で仮想通貨を手数料無料で送金できるシステムです。
誤入力リスクがあるウォレットアドレスの入力が不要で、送金先ユーザーのメールアドレスまたは電話番号のいずれかで即送金できます。
取引所を介さない売買をしたいときや、銀行振込の手数料をかけずに送金したいときに便利です。
なお、海外版バイナンスのユーザーはサービス対象外となるため、送金できません。
日本円の送金にも対応しておらず、仮想通貨のみ送金できます。
海外版バイナンスのBinance Payはコード決済として利用する機能があるものの、日本ではまだ非対応です。
バイナンスジャパンのユーザーと仮想通貨の取引を行うときは、相手が怪しい人物ではないか確認して慎重に行いましょう。
クレジットカード「Binance Japan Card」は利用代金の1.6%を仮想通貨で還元
バイナンスジャパンで本人確認をして口座開設した人は、クレジットカード「Binance Japan Card」に申し込めます。
ショッピング利用代金の1.6%を仮想通貨BNB(バイナンスコイン)として受け取れるのが特徴です。
BNBはバイナンスが発行する仮想通貨で、仮想通貨取引はもちろんバイナンス内での支払いに利用できます。
Binance Japan Cardの特徴を以下にまとめました。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 年会費 | 初年度無料 2 年目以降:1,650円 ※年間10万円以上のショッピング利用で次年度無料 |
| 発行元 | ライフカード |
| 国際ブランド | JCB |
| 還元率 | 1.6% ※年会費、キャッシング、リボ・分割払い手数料、ETC利用分は対象外 |
年会費は初年度無料で、翌年以降も年間10万円以上のショッピング利用があれば無料が継続されます。
クレジットカードの還元率は一般的に0.5%~1.0%程度であるケースが多く、1.6%は高水準です。
普通の買い物をするだけでBNBが獲得できるため、ポイントを運用する感覚で気軽に仮想通貨の運用が始められます。
自己資金を減らさずに仮想通貨を増やしたい人は、Binance Japan Cardの申し込みも検討しましょう。
バイナンスジャパンで仮想通貨取引を行うメリット
バイナンスジャパンで仮想通貨取引を行うメリットは、金融庁認可の取引所で自由度の高い資産運用ができる点です。
- バイナンスジャパンは日本基準をクリアしている認可済取引所
- 日本の他取引所と比べて取扱銘柄数が多い
- 取引手数料が低い水準で割引もあり
- セキュリティ対策がなされていて不正ログインを未然に防ぎやすい
- ユーザー数が多いから取引所の流動性が高い
バイナンスジャパンは日本法人があり、金融庁が定める安全基準をクリアして運営しています。
取扱銘柄数は国内取引所の中でトップレベルに多く、取引手数料が低めに設定されているのも魅力的です。
ユーザー数が多いため、現物取引の流動性が高く取引のチャンスが多いのも嬉しいポイント。
アプリで取引や資産管理ができるため、仮想通貨取引の経験者だけでなく初心者でも抵抗なく始めやすいです。
金融庁の認可を受けた日本法人の運営で違法性なし
バイナンスジャパンは金融庁から暗号資産交換業者として認可を受けています。
海外版バイナンスしかなかった頃は無許可だったものの、現在の運営に違法性はありません。
システムやサポート面の体制は日本基準で整っており、さまざまなトラブルにも対応可能です。
登録にあたっては、虚偽表示や誇大広告の禁止や投資者等から預かった資産の分別管理、トラブル時の対応窓口の設置、システムの安全稼働のための管理など、投資者等の保護のための態勢を整備することが求められます。
引用元:金融庁
日本語でのチャットサポートは24時間体制で対応しており、不明点があるときもすぐに解決できます。
海外取引所にある、「お金を引き出せなくなるかも」「詐欺かもしれない」といった不安はありません。
取引所のシステムや資産管理に関しては十分に安心して利用できる水準です。
取扱銘柄数が国内取引所と比較して多い
バイナンスジャパンの取扱銘柄数は、2026年2月20日時点で65種類あります。
他の国内取引所と比べて多く、資産運用の幅が広く柔軟な取引が可能です。
主な国内取引所の取扱銘柄数を比較し、多い順にランキング化しました。
| 順位 | 取引所名 | 銘柄数 |
|---|---|---|
| 1 | バイナンスジャパン | 65種類 |
| 2 | ビットトレード | 48種類 |
| 2 | オーケーコイン | 48種類 |
| 4 | ビットバンク | 44種類 |
| 5 | コインチェック | 35種類 |
※2026年2月20日時点
バイナンスジャパンは、2位のビットトレードやオーケーコインよりも10種類以上多くの銘柄を取り扱っています。
現時点では国内取引所でトップの取扱銘柄数です。
多くの銘柄に分散投資したいときや、国内取引所でマイナーな銘柄の取引をしたい人に向いています。
なお、日本円ペアに対応しているのは26種類のみです。
日本円未対応でも、バイナンスジャパン内でペアに対応する銘柄に交換できるため、さほど不便はありません。
取扱銘柄数を重視して国内取引所を選びたいなら、バイナンスジャパンに口座開設をしましょう。
取引手数料が安くBNBで支払うなら割引もある
バイナンスジャパンの取引手数料は、BNB(バイナンスコイン)支払いやVIPランクによる割引があります。
日本円とBNBまたはBTC(ビットコイン)のペアは、現物取引所での取引手数料が無料です。
他の銘柄はVIPランクごとに一律の手数料が発生します。
過去30日以内の取引量が8,000米ドル以下(約124万円以下)であれば、一般ユーザーランクで手数料は一律0.1%です。
VIPランクは過去30日間の取引量に応じて決定され、取引量が多い人ほど手数料は安くなります。
手数料をBNB支払いにすると、取引手数料はVIPランクを問わず常に25%オフとなり、一般ユーザーでも手数料は0.075%です。
一般ユーザーランクの取引手数料は、日本の国内取引所と大きな差はありません。
しかし、国内取引所では銘柄によって手数料が高くなったり、入出金がそれぞれ1回数百円かかったりするケースもあります。
バイナンスジャパンは入金手数料が無料、出金も銀行振込で1回150円と低めの水準です。
想定外に高額な手数料は発生しない、分かりやすい手数料が設定されています。
二段階認証や生体認証の導入でセキュリティ面の安心感がある
バイナンスジャパンのアプリは生体認証が設定でき、セキュリティ強度を上げられます。
一定期間ログインしないと、再ログインには登録したメールアドレス宛てに送られるログインコードの入力が必要です。
フィッシングメールに引っ掛からないか心配な人は、詐欺対策コードを設定しましょう。
セキュリティ設定からフィッシング詐欺対策コードを設定すると、バイナンス公式メールには設定した番号が記載されます。
コード記載のメールは公式のものと判断できるため、なりすましメールが見分けやすいです。
厳重な不正ログイン対策がされていると、安心して資産運用やウォレット管理ができます。
世界的にユーザー数が多く仮想通貨の流動性が高い
バイナンスは全世界で2億人以上が利用している取引所です。
世界的にユーザー数が多いため、仮想通貨の流動性が高く取引機会に恵まれています。
流動性が低い取引所では、売り買いどちらのポジションでも取引相手が見つからないケースも。
流動性が低い取引所では、マイナーな銘柄は取引手数料が高く設定されがちです。
取引回数が多い戦略の人や、まとまった金額の売り買いをしたい人は、取引板の動きが活発な取引所が向いています。
どの銘柄でも安定した流動性を希望するなら、世界的にユーザー数が多いバイナンスジャパンを選びましょう。
バイナンスジャパンを利用するときに注意したいポイント
バイナンスジャパンには取引に一定の制限があり、海外版と同様の使い方ができません。
- レバレッジ取引がない
- 海外版より機能や取扱銘柄が限られる
レバレッジ取引とは、投資額よりも大きな金額で取引を行う運用方法です。(信用取引)
日本国内の取引所も利用可能な方法ですが、バイナンスジャパンでは対応していません。
海外版(Binance Global)と比較すると制限があり、海外取引所に慣れた人は物足りないケースもあります。
レバレッジ取引は非対応で少額投資から大きな利益を狙いたい人には不向き
バイナンスジャパンは現物取引のみ対応しており、レバレッジ取引(信用取引)はできません。
レバレッジ取引では、例えばレバレッジ2倍では10万円の資金で20万円分の運用が可能です。
海外の仮想通貨取引所では100倍以上のハイレバレッジが可能なケースもあります。
少しの値動きで大きく利益が上げられる一方、大損失のリスクも大きく投機的な運用になりがちです。
日本国内ではレバレッジに規制があり、最大でも2倍までしか設定できません。
主要な暗号資産であっても価格変動が激しいものが複数存在していることや、顧客に対する規制の簡明性確保の観点を踏まえ、暗号資産の種類によらず2倍とする
引用元:金融庁|暗号資産(仮想通貨)に関連する制度整備について
仮想通貨は短期的に大きな利益を得やすいイメージがあるものの、相場が乱高下しやすいため損失のリスクも同程度あります。
レバレッジ取引や短期的な利益にこだわらず、自分なりの戦略を持って仮想通貨取引を行いましょう。
海外版のバイナンスと比べると利用できる機能が限定的
バイナンスジャパンは、海外版(Binance Global)と比べて取扱銘柄数が減り、使える機能が限定的になりました。
海外版ではクレジットカードで入金可能でしたが、日本版では対応していません。
海外版の取扱銘柄数は350以上とされ、先物取引にも対応しています。
(参照元:CoinMarketCap)
日本でバイナンスの口座開設を行いたいときは、バイナンスジャパンでしか行えません。
バイナンスに限らず、日本で認可を受けていない海外の仮想通貨取引所は、現在利用するのが難しくなっています。
国内取引所は、いずれも金融庁の規制により海外取引所ほどの自由度はありません。
バイナンスジャパンは、認可を受けている国内取引所の中では最も取扱銘柄数が多いです。
日本でさまざまな仮想通貨銘柄への投資にチャレンジしたい人は、バイナンスジャパンを選びましょう。




