SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が展開する個人向けローンサービスブランドである「プロミス」。
最短3分で融資可能であり、初めての利用者は30日間利息が0円となります。
Web完結で郵送物の送付なくカードローンが申し込めるとともに、共通ポイント「Vポイント」が付与される特徴もあります。
今回は、同社のサービスについて、SMBCコンシューマーファイナンス 経営企画部広報室長 森川芳匡氏に説明していただきました。

最短3分※で借り入れできるプロミス!
\おすすめポイント/
- 借入日翌日から30日間無利息!
- 審査時間は最短3分※!
- スマホアプリで全手続き完了!
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プロミスで実際に借りる人の審査通過率と属性は?
大手消費者金融と呼ばれる「プロミス」は、年々利用者を増やし市場規模も増加しています。
175万人※以上の利用者がいるプロミスは、20代~70代まで幅広く多くの人に利用されているカードローンです。
具体的な利用者数や年齢層について、森川氏に詳しく解説していただきました。
※2025年3月末時点
プロミスは年々利用者が増えていて20~30代の申し込みが多いカードローン
――現在の消費者金融のビジネスと、プロミス様の会員基盤からお聞かせください。
森川:日本貸金業協会が出しているデータによると、消費者金融マーケットは2兆7,000億円です。そのうち上位3社で2.4兆円となり、全体の9割程のシェアがあります。
弊社は2025年3月末で173万人の方がご利用いただいています。新型コロナウィルスが広がった時期は会員数や残高が減少しましたが、明けてからは伸びています。
――カードローンにおける昨今の状況についてはいかがでしょうか。
森川:弊社で8.8%の伸び率であり、急激ではありませんが堅調に伸びています。初めて弊社でお借入れされるお客様でいうと、20代が50%で、30代が20%、40代が15%、50代以上が15%です。また、男性が63.5%、女性が36.5%の割合です。
お借入れ経験のある既存のお客様は年齢が高まっていきますので若干割合が変わり、20代が30%、30代が25%、40代が19%、40代以上が26%くらいです。
大手3社の顧客属性はそれほど変わらないと思いますが、銀行のカードローンはもう少しアッパー層で、年収も高めだと思われます。
プロミスでは、働き盛りの20~30代の借り入れが最も多いデータが出ています。
若年層向けの情報提供ページも公開されており、特に20代へ向けたサービス展開が充実しているのも特徴です。
↑プロミス提供の若年層向けLP
20代は進学や就職といった大きな生活の変化が起きやすいタイミングですが、収入が安定しない時期でもあります。
学生はアルバイトで生計を立てなければならず、新卒から数年の月収ではまとまった出費が難しい傾向です。
プロミスは、一時的な生活費の補填や、旅行・引っ越しといったまとまった金額が必要なタイミングでカジュアルに利用されています。
プロミスの審査通過率は40%前後で安定している
――プロミスさんは審査通過率が40%くらいというお声もありますが、その通りなのでしょうか?また、貴社の審査の特徴についてお聞かせ下さい。
森川:具体的に開示はしていませんが、審査通過率は変わりません。審査については、年齢に加え、安定的な収入があるか、勤続年数が多いかなどの要素はあります。年収の3分の1など、お借入れ情報も参照しています。
審査通過率とは、プロミスへ申し込んだ人のうち、審査に通過して実際に借り入れできる人の割合を指します。
現在プロミスは審査通過率を公表していませんが、以前公開していた頃は39%~42%前後を推移していました。
審査通過率に変化がなく安定しているなら、現在も10人に4人の割合で審査に通過できる可能性があります。
プロミスをはじめとする消費者金融では、借りたお金を返せず逃げる「貸し倒れ」を防ぐためしっかりと審査が行われています。
毎月安定した収入があることだけでなく、同じ職場で長期間勤務しているかも重要です。
勤続年数が長い人は仕事をやめて無収入になる可能性が低く、滞納のリスクがないと判断されやすい傾向にあります。
プロミスは審査時間最短3分で大手消費者金融の中でも早い
――審査にかかる時間は、大手3社の中で貴社が1番早いという情報もあります。
森川:お客様がご入力いただく情報に不備があった際、電話で確認する必要があります。お申し込みいただいた後に仮審査結果ということで、おいくらまで利用可能かなどを提示し、そのうえで本人確認の手続きを進めていただきます。
――実際の借入金額はどの程度なのでしょうか?
森川:平均で行くと1人当たり52万6,000円ほどです。平均金額はおおむね変わりません。
プロミスでは、入力した項目を元に最短3分で借り入れの可否と融資限度額が提示されます。
大手消費者金融の中でも特に早く、「プロミスで借りられるのか」「いくらまで借りられるか」を急いで知りたいユーザーニーズに応えたサービスです。
上記の結果が出たあと、本人確認書類の手続きや在籍確認が行われると借り入れ可能です。
申込内容に不備がなければ手続きがスムーズに進むため、急な入り用にもすぐ対応できます。
プロミスは貸金業法に基づいて審査を行っているので、総量規制の対象です。
総量規制とは、返しきれない金額の融資を防ぐため、借入金額を年収の3分の1までに制限する法律。
プロミスで50万円以上借りるためには年収が150万円以上必要になります。
平均借入金額が50万円以上なら、プロミスは年収150万円~200万円以上の利用者が多いと考えられます。
プロミスでお金を借りるメリットや特徴
プロミスは、いざというときの駆け込み寺として頼られるよう、顧客ニーズに合わせたサービス展開が豊富に行っています。
プロミスをはじめとする消費者金融事業は、困ったときに頼りになる一方で「借りたらやばい」「返済できない」といったマイナスなイメージも付きもの。
それでも利用者が増えるのは、少しでも利用者が借り入れと返済を続けやすいよう、様々な工夫を続けているからです。
プロミスならではの主な特徴は以下の4点。
- 初回借入日の翌日から30日間無利息が利用できる
- 利息の支払いでVポイントが貯まる
- アプリで申し込みから返済まで一括管理できる「アプリローン」
- クレジットカード機能が一体化した「プロミスVisaカード」
困ったときにプロミスを頼りたくなるこだわりポイントを森川氏にお伺いしました。
プロミスは手続きがすべてスマホで済むアプリローンや30日間無利息がメリット
――他社に比べたプロミスさんのカードローンの特徴についてお聞かせください。
森川:基本的に、各社とも「最初のお借入れ30日間無利息」などのサービスを提供しており、チャネルの違いがあるかと言えば、それほどないと思います。弊社としては、SMBCグループとして「プロミスVisaカード」を発行したり、共通ポイントサービスの「Vポイント」付与といったサービスを展開しています。
また、商標も登録していますが、「アプリローン」という形で、インストールしていただいて、お申し込みからご利用まで一貫してご活用いただけるサービスを展開しています。
↑プロミスアプリの利用画面
他社はいろいろな会社をM&Aして事業を多角化したり、保証業務を強化されたりしていますが、当社は国内のローン事業だけではなく、海外も香港、タイ、ベトナム、中国で展開しているのと、カードローンの保証業務を全国の金融機関と提携して提供しています。
経営面として、当社は100%グループの中に入っており、SMBCを中心に資金調達することで、比較的低金利で事業を行っています。
――スマホ活用でいくと、eKYC(本人確認)などのセキュリティ面の機能はいかがでしょうか?
森川:そこも弊社も含めて各社導入しており、ローン事業の単体でいうと各社大きな差はないと思います。3月からマイナンバーでの本人確認をスタートしていますが、利用されている数はそれほど多くはありません。これが進んでくれば、正確性と不正防止にもつながります。なりすましの被害も一定あり、例えば同じ画像でお申し込みされる方もいますが、画像で判定できる仕組みを導入しています。
それとは別に、不正に使われた口座、特にネット銀行で不正に口座を使われるケースが発生していましたので、その点に関しては業界とネット銀行と情報を共有することで金融詐欺に対して横断的に取り組み、金融犯罪に使用された口座をストップする座組を始めています。
プロミスの30日間無利息は、「借入日の翌日」から無利息になるのが特徴。
多くの消費者金融で「契約日の翌日」から起算されるのと比較しても、より恩恵を受けやすいサービスです。
契約だけしておき、借り入れが数日後になっても30日間フルで無利息期間を活用できます。
ほんの少しでも利息を減らしたい20~30代には嬉しいサービスです。
また、プロミスが特におすすめしているのが「アプリローン」の利用。
プロミスアプリを利用すると、申し込みから返済まですべての手続きがアプリ内で完結します。
プロミスアプリでは、貯まっているVポイントを使った返済も可能です。
日頃の買い物で貯めたVポイントを使えばお金に余裕がないときも返済できるので、滞納せず支払えるのが大きなメリット。
返済する利息200円につき1ポイントが貯まるのも、プロミスならではの特徴です。
プロミスではAIを用いた審査を行っており今後も改良されていく
――例えば、クレジットカードの世界ではAI与信などもスタートしていますが、貴社のご活用はいかがでしょうか?
森川:まだまだこれからです。我々もこのビジネスを60年以上やっていて、膨大な取引データに基づいて与信、審査のノウハウを積み上げています。人で時間がかかるものをAIで早く正確に大量のデータを処理することが可能ですが、個別のロジックを積み上げられるかは研究段階です。
例えば、ある取引傾向のある人に対し、コミュニケーションを図る手段として活用できると思います。口座振替をしている方、アプリを活用されている方のほうが返済率は高いですので、アプリやメール、SNSを使ってご案内するなどが考えられます。アプリの利用者は87万人(57%)、会員サービスの利用者は97万人(63%)ですので、もっとご利用いただきたいですね。弊社は普段使いをするサービスではありませんので、月に1回如何に見ていただくかが重要です。
申し込みから利用までのストレスを軽減することも大切ですが、利用されている方の返済のしやすさは強化していきたいですね。
――SMBCグループの各社のデータなどを活用することはあるのでしょうか?
森川:銀行やクレジットカードなどの取引データを活用して審査することはありません。我々としても三井住友カードと経営一体化していますので、取引のデジタル化をともに推進することは検討していくところです。
AIを用いた審査は、プロミスの審査時間短縮に大きく貢献しています。
これまでに培ったノウハウを踏まえて今後も改良が進めば、より高度な審査を迅速に行える可能性も。
個人に寄り添った迅速な審査が期待できるので、今後初めて利用する人にとってもメリットとなります。
プロミスVisaカードは買い物の支払いとカードローンを一体化できる
――クレジットカード「プロミスVisaカード」発行の経緯についてお聞かせください。
森川:実は以前、弊社では「プロミスJCBカード」を発行していました。三井住友カードとは、数年前から決済、ファイナンス分野において共同でできることを模索していましたが、SMBCグループの母体がある中で、リテールでも決済・ファイナンス分野で連携することとなりました。
↑プロミスVisaカード。券面はシンプルでプロミスだとひと目で分かりにくい。
カード自体もナンバーレスで、タッチ決済も搭載しており、店頭で出してもプロミスということはわかりません。クレジットカードの利用もカードローンの利用も両方でVポイントが貯まり、メリットがあります。Vポイントが貯まりやすく、使いやすいカードで、商品としての利便性は高いです。
カードの入会に関しては、今後どういう方法で告知していくのか、再構築は必要だと考えています。
プロミスVisaカードは、クレジットカードとカードローンの機能が一体化したサービスです。
1枚持っているだけで実店舗での支払いや、ATMから現金の借り入れができます。
「生活費をまかないたい」「欲しい商品を買いたい」と言った理由でお金が必要なら、プロミスVisaカードがおすすめ。
クレカ利用分を翌月以降に支払えば利息もかからないので、余計な出費なくピンチを乗り越えられます。
プロミスの返済で利用できるVポイントを計画的に貯められるのも嬉しいポイントです。
プロミスVisaカードの申込はこちら
プロミスを利用する人の特徴や無理のない利用方法とは?
――実際、カードローンを利用される方はどのような方が多いのでしょうか?
森川:生活費の補填という利用使途が約半数を占めています。20代の若い方は目の前にやりたいことがあり、収入の範囲で欲しいものを購入したり、推し活などをされる際、今月の生活費が足りないと感じられた際に我々のサービスにお申し込みいただいているのではないかと推察しています。翌月の収入でカードローンの返済を行っていただいている傾向が多いのではないかと思います。
逆に、返済のための借り入れなど、多重債務につながることも懸念されますが、SMBCグループとして高校生年代を中心に金融経済教育としてローンやクレジットの正しい使い方、多重債務の危険性、金融トラブルや詐欺の話を学校の授業で行っています。金融犯罪も増えていますので、若い方を中心に正しい理解を深めていただこうとしています。
カードローンも間接的なキャッシュレスにつながります。例えば、インターネットでの貸し付けとしてお客様の銀行口座に貸し付けします。お客様は現金を出さなくてもコード決済にチャージしたり、クレジットカードの引き落としに利用されるなど、間接的なキャッシュレスにつながります。逆に現金での支払いにも利用いただけます。
三井住友カードとの連携の中で、決済・ファイナンスの分野において、我々の残高、三井住友カードのカード利用者が広がる一方で、ローン残高を高めることを協力して進めていきたいです。
――今後の目標についてはいかがでしょうか。
森川:このペースで行くと残高1兆円、会員数200万人が見えてくると思います。「お客さまに選び続けられる№1ブランド」を目指しています。1回利用して完済し終わっても、また利用されたいときに借りやすい、返済しやすい仕組みを目指していきたいです。20代のお客様が多いですので、生涯的な顧客価値を高めていきたいと思います。
プロミスは、返済できる範囲で利用すれば非常に便利なサービスです。
「あと2週間分の食費が足りない」「次の給料日までに1万円必要」といった使い方なら、返済に追われるリスクも低くなります。
カードローンの利用が不安な人は、毎月の収支を確認したうえで、来月返済できる範囲で借り入れしましょう。
プロミスは契約さえしておけば、急な病気や怪我で働けなくなったときや、突然大きな出費が必要になったときに頼れるサービスです。
お金に困ったときは、利用者が使いやすいよう常にアプリローンや審査の改良を続けるプロミスを利用しましょう。
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