楽天証券で投資を始めたい人に向けて、口座開設の方法を一から分かりやすく解説します。
スマホで本人確認をすれば、最短翌営業日で口座を開設でき、投資を始められます。
なお楽天証券の口座開設にあたり、楽天銀行の口座は不要ですが、口座を連携すると、預金口座の利率アップなどの恩恵を受けられるのでお得です。
その他にも、楽天証券を使うさまざまなメリットを紹介するので、最後までご覧ください。
楽天証券の口座開設方法を4ステップで解説!スマホなら最短翌営業日に完了
楽天証券の口座開設の手順は、以下の4ステップです。
- 公式サイト「口座開設」ボタンから申し込む
- 本人確認書類を提出する
- 審査が完了したらログインIDを受け取る
- 初期設定を行う
申し込みは最短5分、スマホで本人確認書類を提出すれば最短翌営業日には口座開設が完了します。
それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。
公式サイトの「口座開設」ボタンから申し込む
まずは楽天証券の公式サイトにある「口座開設」ボタンをタップし、申し込みを行いましょう。
引用元:総合口座の申込み
楽天会員の人はログインを行い、会員ではない人はメールアドレスの登録を行います。
メールアドレスを登録すると、登録用のURLが記載された確認メールが届くので、URLから申し込みを続けます。
本人確認書類を提出する
本人確認書類の提出方法は、スマホとパソコンからのアップロードの2つです。
それぞれの提出方法は以下の通りで、スマホでの提出なら最短翌営業日には口座開設を完了できます。
確認方法 | スマホでの本人確認 | 書類アップロードでの本人確認 |
---|---|---|
取引の最短時間 | 翌営業日 | 5営業日 |
提出書類 | ・運転免許証 ・個人番号カード |
・住民票の写し ・印鑑登録証明書 ・各種健康保険証 ・パスポート(2022年2月3日以前に申請したもの) ・在留カード・特別永住者証明書 ・住民台帳基本カード ※顔写真があるもの1点、ないものは2点提出 |
提出方法 | スマホ | パソコン ※運転免許証または個人番号カード以外をスマホから提出するときも含む |
郵送 | なし ※ログインIDはメールで送付 |
ログインIDと初期パスワードを郵送 |
スマホで本人確認では、書類のアップロードと顔認証のみで手続きが完了します。
パソコンからの申し込みでも、スマホで書類をアップロードできるので、操作しやすい端末から申し込みましょう。
書類の提出が終わったら、本人情報の入力を行います。
審査が完了したらログインIDを受け取る
申し込みが完了したら審査が行われ、無事に通過したら本人確認の方法によって以下の方法でログインIDが発行されます。
- スマホで本人確認:メールで送付
- 書類アップロードで本人確認:郵送
ログインIDは変更ができないため、紛失しないようしっかりと管理しましょう。
初期設定とマイナンバーの提出をしたら取引ができるようになる
最後に、初期設定とマイナンバーの提出を行います。
初期設定の手順は、以下の通りです。
- ログインをする
- パスワードの変更(郵送でIDが送られた人のみ)
- 取引用の暗証番号を登録
- アンケートに回答する(投資目的・年収など)
- 勤務先を登録する
- 国籍を登録する
アンケートは、日本証券業協会の定めによる顧客カードの作成のために回答が求められています。
勤務先登録は、インサイダー取引の防止のために行います。
内部者取引は、金融商品市場の公平性、公正性を損ない、信頼を失わせる取引として、金融商品取引法で規制されています。
引用元:初期設定についてよくあるご質問 Q.内部者の登録について教えてください│楽天証券
2016年から、どの証券会社かを問わず、取引を始める前にマイナンバーの提出が求められるようになりました。
2016年1月1日より、新たに証券会社とお取引されるお客様は、口座開設時にマイナンバー(個人番号)を証券会社に提供していただく必要があります。
引用元:マイナンバーについて│日本証券業協会
マイナンバーは写真の提出のほか、OCR(文字認識)や専用のトレードアプリ「iSPEED」でも提出できます。
楽天証券で株式を取引する方法
初期設定が終われば、いよいよ取引が可能になります。
ここでは、株式のスポット取引を例に、楽天証券で取引する方法を解説します。
ログインして投資資金を入金する
まずは楽天証券にログインし、元手となる資金を入金します。
ログイン後「マイメニュー」をクリックすると、入金画面に移ります。
入金方法は以下の3種類です。
入金方法 | リアルタイム入金 | らくらく入金 | 通常振込入金 |
---|---|---|---|
向いている人 | インターネットバンキングを契約している人 | 楽天銀行の口座を持っている人 | 銀行振込を利用したい人 |
概要 | インターネットバンキングで入金する | 楽天銀行からワンクリックで入金する | 金融機関の窓口やATMから入金する |
申し込みの必要性 | 不要 | 必要 | 不要 |
手数料 | 無料 | 無料 | 所定の手数料 |
入金の反映タイミング ※システムメンテナンスなどは除く |
即時 | 即時 | 営業日9:00~15:00の間 |
金融機関 | ・楽天銀行 ・三井住友銀行 ・三菱UFJ銀行 ・みずほ銀行 ・りそな銀行 ・埼玉りそな銀行 ・関西未来銀行 ・広島銀行 ・イオン銀行 ・PayPay銀行 ・セブン銀行 ・住信SBIネット銀行 ・ゆうちょ銀行 |
楽天銀行 | ほぼすべての金融機関 |
入金の反映スピードや手数料の観点から、楽天銀行の口座を持っている人はらくらく入金、持っていない人はリアルタイム入金がおすすめです。
通常入金ならどの金融機関からでも入金が可能ですが、入金のたびに手数料がかかるため、積立投資などで定期的に入金する場合にはコストがかさみます。
そのためリアルタイム入金に対応している金融機関の口座を持っていない人は、楽天銀行の口座を開設するのもおすすめです。
購入したい株式を選んで購入する
楽天証券では、パソコンを使っている人は「マーケットスピード」、スマホを使っている人は「iSPEED」というアプリを使って株式を購入できます。
どちらも端末にダウンロードが必要なので、あらかじめ済ませておくとスムーズです。
すでに買いたい株式が決まっている人は、以下の流れで株式を購入できます。
- 取引ツール(アプリ)で銘柄を入力する
- 数量と約定価格を入力する
- 注文内容を確認し、発注する
どの株式を買うかまだ決まっていない人は、以下の方法で興味のある株式を探してみましょう。
- 銘柄ランキング
- トウシル(楽天証券の投資情報メディア)
- 株主優待
- スーパースクリーナー(条件検索)
スーパースクリーナーとは、財務や取引状況、テクニカル指標などの条件を指定して銘柄を検索できる機能で、どちらかというと投資スタイルが確立している人向けのツールです。
初心者は自分の知っている企業や株主優待の内容など、まずは興味のある企業を探すところから始めてみましょう。
特定口座と一般口座とは?特定口座(源泉徴収選択口座)なら確定申告が不要
楽天証券に限らず、証券会社の取引口座は特定口座と一般口座のどちらかを選んで開設します。
このうち、特定口座は源泉徴収選択口座(源泉徴収あり)と簡易申告口座(源泉徴収なし)のさらに2種類に分かれます。
投資初心者には、特定口座の源泉徴収選択口座がおすすめです。
以下では、それぞれの口座の特徴と、向いている人を解説します。
特定口座の源泉徴収選択口座なら確定申告が不要
特定口座とは、投資家の負担軽減を目的に設けられている口座です。
前提として、有価証券の売却で得た利益は譲渡所得に該当し、20.315%の申告分離課税の対象のため、確定申告をしなければなりません。
確定申告をするには、有価証券取引の年間収支を計算する必要がありますが、面倒に感じる人がほとんどのはずです。
そこで、特定口座を利用すると、年間の収支計算を証券会社の方で行ってくれます。
源泉徴収選択口座を選んだ場合、株式の売却の都度、証券会社が所得税の源泉徴収と納付を行ってくれるため、投資家は確定申告をする必要がありません。
源泉徴収選択口座で得た譲渡益は、配偶者控除や扶養控除の判定となる合計所得金額に含めないのもメリットの一つです。
源泉徴収選択口座は、確定申告の手間を減らしたい人や、各種控除をしっかりと受けたい人におすすめです。
特定口座の簡易申告口座は確定申告が必要だが節税対策ができる
簡易申告口座は節税対策ができるため、投資の年間収支がマイナスの人や、年間の利益が20万円以下の会社員などにおすすめです。
証券会社が年間収支の計算を行ってくれるところまでは、源泉徴収選択口座と同じです。
簡易申告口座を選んだ場合「特定口座年間取引報告書」と呼ばれる、証券会社が発行した年間収支表をもとに、自身で確定申告を行う必要があります。
確定申告の手間がかかりますが、簡易申告口座では以下のメリットがあります。
- 本来は納めなくてよい税金を納めずに済む
- 損益通算ができる
収入が給与所得のみの人は、それ以外の所得が20万円以下であれば追加の所得税がかからず、確定申告も不要です。
しかし源泉徴収選択口座を選ぶと、稼いだ金額に関わらず税金が天引きされてしまいます。
投資の稼ぎが年間20万円以下になる見込みなら、簡易申告口座を選ぶ方が節税対策になります。
加えて、株式の売却などで損失が発生してしまった場合、簡易申告口座なら損失と利益を相殺できる損益通算が可能です。
損益通算ができるのは、その年の配当・利子所得です。
損益通算は他社の口座の利益とも可能なので、例えば楽天証券で株式の譲渡損失が発生し、他社では配当所得(利益)がある場合でも損益通算ができます。
損益通算の結果、所得税が納めすぎとなった場合は、確定申告によって還付を受けられます。
損益通算を行っても赤字になったときは、翌年以降3年間にわたり損失の繰り越しも可能です。
源泉徴収選択口座と簡易申告口座のどちらを選ぶかは、毎年選択できます。
選択の期限はその年に初めて有価証券を売却するときまでなので、投資の成績を見てから選ぶのがおすすめです。
一般口座は未公開株を取引したい人向け
一般口座は年間収支の計算と確定申告を投資家が行わなければならないため、ほとんどの人にとって選ぶメリットはありません。
ただし、証券取引所に上場していない未公開株は特定口座では管理できないため、未公開株を取引したい人は一般口座を選ぶ必要があります。
一般口座の場合も、年間の利益が20万円以下の給与所得者は確定申告が不要です。
ただし損益通算は非公開株同士、または上場株式同士でしかできず、非公開株と上場株式での通算はできない点に留意が必要です。
NISAやiDeCoは別途口座開設が必要
NISAやiDeCoを行うときは、専用の口座を別途開設しなければなりません。
しかし口座開設の流れは総合口座と大きく変わらないため、比較的スムーズに進められます。
ここからは、楽天証券でNISAとiDeCoの口座開設の方法を解説します。
楽天証券でNISA口座を開設する流れ
NISA口座を開設する流れは、以下の通りです。
- 楽天証券にログインし、NISA口座の開設を申し込む
- 受付完了メールとお知らせが届く
- 最短当日でNISA口座が仮開設される
- 税務署の審査後、NISA口座が本開設される
NISA口座は1人1口座しか開設できないため、税務署の審査では他社と重複して口座開設が行われていないかを確認します。
税務署の審査にかかる期間は、1~2週間程度です。
NISA口座の申し込みは総合口座と同時にできるため、NISAを始める予定なら一緒に開設するのがスムーズです。
口座開設の手続き自体は簡単ですが、仮開設中の取引の注意点を知っておきましょう。
仮開設中でもNISA口座で取引ができますが、税務署の審査の結果本開設に至らなかった場合は、NISA口座での取引が一般口座に移管されます。
一般口座への移管には約3営業日かかり、その間は保有商品の売却ができません。
さらにNISA仮口座で配当や売却益が発生した場合は、さかのぼって所得税が発生するため、確定申告が必要です。
楽天証券でiDeCo口座を開設する流れ
iDeCo口座を開設するにあたり、まずは以下の書類を用意しましょう。
- 基礎年金番号が分かる書類
- 企業型DC・DB・共済など他制度の掛金額(左記制度とiDeCoを併用する場合)
- 移換元情報が分かる加入者資格喪失のお知らせなど(企業型確定拠出年金から移換する場合)
上記書類を用意したら、iDeCoの申込ページから自分の職業を選んで手続きを進めます。
必要事項を記入すると、国民年金基金連合会による審査が行われます。
審査にかかる期間は約1~2ヶ月です。
審査が完了すると通知が届くので、総合口座にログイン後、掛金や配分の設定を行ってください。
楽天証券ならではの4つのお得な使い方
楽天証券では、ポイントプログラムや楽天の他のサービスとの併用で、ポイント還元率アップをはじめとする以下4つの優遇を受けられます。
- 取引やキャンペーンによるポイント付与
- マネージブリッジで楽天銀行普通預金の金利優遇
- 楽天カードでの投信積立でポイント還元率アップ
- 楽天キャッシュでの投信積立でポイント還元率アップ
それぞれの制度を詳しく解説するので、楽天経済圏の利用者は要チェックです。
ポイントプログラムでポイントを貯める&投資する
ポイントプログラムを使うと、楽天証券での取引でポイントを貯められるだけでなく、保有している楽天ポイントで投資もできます。
楽天証券のポイントコースは、以下の2つのどちらかを選ぶ必要がありますが、サービスの充実度から楽天ポイントコースがおすすめです。
楽天ポイントコース | 楽天証券ポイントコース | |
---|---|---|
概要 | ポイントを他の楽天グループのサービスで利用できる | ポイントを「JMBマイル」に交換できる |
ポイント投資ができる商品 | 投資信託 国内株式(現物) 米国株式(現物・円貨) バイナリーオプション |
投資信託 |
SPU(スーパーポイントアップ)の対象か | ⚪︎ | × |
なお、ポイントコースはいつでも切り替えられます。
SPU(スーパーポイントアップ)とは、条件を満たすと楽天市場でのポイント倍率が最大1倍アップするプログラムです。
楽天証券では、投資信託と米国株式(円貨)についてそれぞれ以下の条件を満たすと、還元率が0.5倍、2つ合わせると計1倍アップします。
- 楽天ポイントコースを設定
- マネーブリッジを設定
- 当月合計30,000円以上のポイント投資を行う
ポイント投資は、いきなり自分のお金を投資するのが不安な人や、お試しで投資をしてみたい人にうってつけです。
他にも、投資信託の保有残高に応じたポイント付与や、投資信託の残高が所定の金額に達した際にポイントがプレゼントされる特典もあります。
マネーブリッジを設定すると楽天銀行普通預金の金利が上がる
マネーブリッジとは、楽天証券の口座と楽天銀行の普通預金口座を連携させることです。
マネーブリッジに登録すると、楽天銀行の普通預金の金利が以下の通り優遇されます。
- 残高300万円以下は年0.28%(税引後年0.223%)
- 残高300万円超の部分は年0.22%(税引後年0.175%)
※2025年3月1日時点
引用:マネーブリッジ|楽天証券
さらに、金融商品の購入時に、必要な資金を楽天銀行の口座から自動で入金できる自動入出金(スイーブ)が利用できます。
自動入出金を使えば、投資に使わない資金を金利が優遇されている楽天銀行の口座に眠らせておけるため、効率よく資産運用が可能です。
他にも、ポイントサービスであるハッピープログラムや、楽天証券のサイトで楽天銀行の口座残高を確認できる残高表示サービスなど、便利な機能が満載です。
楽天カードの投信積立(クレカ積立)で最大2%のポイント付与
投資信託の積立買付を楽天カードで行うと、決済額とファンドの種類、楽天カードの種類に応じて以下のポイントが付与されます。
還元率 | 代行手数料が年率0.4%(税込)以上のファンド | 代行手数料が年率0.4%(税込)未満のファンド |
---|---|---|
楽天ブラックカード | 2% | 2% |
楽天プレミアムカード | 1% | 1% |
楽天ゴールドカード | 0.75% | |
その他の楽天カード | 0.5% |
設定できる積立額は毎月合計で100円~10万円、NISA口座での取引も対象です。
ただし、本サービスの対象となるのは本人名義のカードのみで、家族カードは贈与とみなされる可能性があるため利用できません。
楽天カードを持っている人は、口座振替よりもカード決済の方がお得です。
楽天キャッシュ(電子マネー)での投信積立で0.5%のポイント付与
楽天キャッシュで投信の積立買付を行うと、金額の0.5%のポイントが付与されます。
設定できる買付金額は50,000円で、楽天カードでの買い付けと併用すると合計15万円まで積み立てられます。
楽天キャッシュで積み立てるもう一つのメリットは、積立指定日を毎月1~28日まで自由に設定できる点です。
楽天カードでの積立は毎月1日・8日・12日のいずれか(選択不可)なので、家計のサイクルに合わせて設定しやすくなっています。
毎回チャージするのが面倒に感じる場合は、残高キープチャージを使えば、残高が設定した金額を下回ったときに不足額を自動でチャージできます。
楽天証券を選ぶ4つのメリット|手数料が安く機能も充実している
数ある証券会社の中でも、楽天証券を選ぶメリットは以下の4つです。
- 取扱商品が多い
- 手数料がリーズナブル
- 投資判断や勉強ができる情報が豊富
- 便利な取引ツールが使える
取扱商品や手数料は他の大手証券会社と遜色なく、パソコンとスマホそれぞれに取引ツールが用意されているので使い勝手も抜群です。
さらに楽天グループの他サービスを使っている人にとっては、ポイント面でのメリットもあります。
取扱商品が多くさまざまな投資に挑戦できる
楽天証券では、以下のようにさまざまな投資商品を取り扱っています。
商品ジャンル | 詳細・補足 |
---|---|
国内株式 | 現物・信用取引 かぶミニ(単元未満株) かぶツミ(るいとう) ETF・REIT IPO・PO |
米国株式 | 現物・信用取引 積立 ETF |
中国・アセアン株式 | 中国・アセアン株式 ETF |
投資信託 | 積立投資 外貨建てMMF |
NISA | 新NISAのみ利用可能 |
iDeCo | 節税シミュレーションも利用可能 |
債券 | 国内債券 外国債券 利回り投資 |
FX | 楽天MT4を利用可能 |
金・プラチナ・銀 | 現物受取も可能 |
CFD | 楽天CFD 楽天MT4CFD |
ロボアドバイザー | 楽ラップ ウェルスナビ らくらく投資 |
先物・オプション | 株価指数先物取引 日経225オプション取引 |
バイナリーオプション | 楽天ポイントが利用可能 |
証券担保ローン | IFAコースの人のみ利用可能 |
国内外の株式を始め、NISAやiDeCoの個人向け投資商品や各種デリバティブまで幅広い商品ラインアップを誇るため、自分の興味のある商品が見つかります。
手数料がリーズナブルで「ゼロコース」なら無料
楽天証券の手数料は大手証券会社と同水準で、高くありません。
株式の現物取引の手数料を比較した結果は、以下の通りです。
証券会社 | 手数料(取引ごと) | 手数料(定額) |
---|---|---|
楽天証券 | 5万円まで:55円 10万円まで:99円 20万円まで:115円 50万円まで:275円 100万円まで:535円 |
100万円まで:無料 200万円まで:2,200円 300万円まで:3,300円 |
SBI証券 | 5万円まで:55円 10万円まで:99円 20万円まで:115円 50万円まで:275円 100万円まで:535円 |
100万円まで:無料 200万円まで:1,238円 300万円まで:1,691円 |
マネックス証券 | 5万円まで:55円 10万円まで:99円 20万円まで:115円 50万円まで:275円 100万円まで:535円 |
100万円まで:550円 200万円まで:2,750円 300万円まで:2,750円 |
LINE証券 | 5万円まで:55円 10万円まで:99円 20万円まで:115円 50万円まで:275円 100万円まで:535円 |
― |
SMBC日興証券 | 10万円まで:137円 20万円まで:198円 30万円まで:275円 50万円まで:440円 100万円まで:880円 |
― |
しかし楽天証券では、国内株式(現物・信用)の手数料が無料になる「ゼロコース」が用意されています。
ゼロコースは誰でも設定が可能で、かぶミニの売却手数料も無料です。
※スプレッドはあり
株式投資をメインで考えている人には、手数料がかからない楽天証券が特におすすめです。
初心者から上級者まで役立つ投資情報が満載
楽天証券では、以下の投資に関するコンテンツを用意しており、初心者から上級者まで役立つ情報が豊富にあります。
マーケット情報 | ・指数、金利、為替 ・株主優待検索 ・ニュースヘッドラインなど |
---|---|
ランキング | ・売買代金上位 ・出来高上位銘柄 ・値上がり、値下がりなど |
決算・経済カレンダー | ・国内株式決算カレンダー ・海外株式決算カレンダー ・経済指標過去データなど |
ニュース | ・国内株式 ・金利、為替 ・米国市場、アジア市場、欧州市場 ・債券など |
セミナーや動画 | ・セミナー ・動画 |
投資商品 | ・はじめての株式 ・はじめての投資信託 ・はじめての投信積立 ・はじめてのNISAなど |
トウシル | ・投資と経済の最新ニュース ・やさしい投資超入門 ・株主優待で銘柄探し ・ポイントでお試し投資など |
上記はいずれも楽天証券の公式サイトで閲覧できます。
特に投資初心者は、トウシルで投資のイロハを勉強するのがおすすめです。
投資の経験を積むにつれ、多くの指標やマーケット情報を参照する傾向にありますが、楽天証券には必要な情報がまとまっているので便利です。
パソコンやスマホで使える取引ツールが便利
楽天証券では、パソコンとスマホそれぞれのデバイス向けに取引ツールを提供しています。
パソコン向けには、マーケットスピードと呼ばれる独自の取引ツールを用意。
マーケットスピードⅡ ※Windows対応 |
・1画面で投資に必要な情報をすべて見られる「個別銘柄」を新搭載 ・多彩なバリエーションの注文方式に対応 ・事前に登録した条件に合致すると自動で注文が発注される機能搭載 ・操作性の高いチャート |
---|---|
・マーケットスピード ・マーケットスピード for Mac |
・リアルタイムかつ豊富な情報を提供 ・初心者からアクティブトレーダーまで対応 ・20種類以上の分析チャート ・豊富なランキング情報 ・ドラッグ&ドロップですぐに注文 |
マーケットスピードⅡ RSS | ・マーケットスピードⅡをダウンロードすると自動的に追加 ・「Excel」にアドインして利用できるトレーディングツール ・便利な自動売買機能 |
マーケットスピードFX | ・FX専用のトレーディングツール ・デモ取引が可能 |
楽天MT4 | ・FXの自動売買に対応 ・多彩なチャート分析機能 ・多彩なカスタマイズ機能 |
スマホやタブレット向けにはiSPEEDを提供しており、少ないタップ数での注文の執行など快適な操作を可能にしています。
iSPEED | ・パソコン並みに豊富な投資情報を提供 ・最短3タップで注文できるシンプル注文 ・豊富な機能 ・約定をリアルタイムで通知する約定アラート機能 |
---|---|
iSPEED for iPad | ・iPad画面の広さを活かした豊富な投資情報 ・豊富な機能 ・1画面で複数銘柄を同時に表示 ・チャートを4画面で表示 |
iSPEED FX | ・トレードに必要な情報を1画面に凝縮したFX向けツール ・チャートを見ながらワンタップで注文 |
iSPEED 先物OP | ・商品先物に対応したツール ・豊富な情報量 ・スピーディーな発注 |
取引ツールは、分析のもと狙い通りのタイミングで売買を行いたいトレーダーにおすすめです。
どちらもテクニカル分析ツールや、設定した条件を満たすと注文が執行される「アルゴ注文」など、プロの投資家も使う機能を搭載しています。
楽天証券のデメリットはIPOと外国株式の銘柄数が少ない点
楽天証券は他の大手証券会社と比較すると、IPOと外国(米国)株式の銘柄数が少ない傾向にあります。
例えば、大手証券会社の筆頭ともいえるSBI証券と、各商品の銘柄数を比較してみましょう。
楽天証券 | SBI証券 | |
---|---|---|
IPO取扱数(2024年) | 54件 | 76件 |
外国株式銘柄数(2025年3月調べ) | 4,633件 | 5,190件 |
上記の通り、SBI証券の方が取り扱っている銘柄数が多いものの、IPOや外国株式をメインに取引しない人にとってはデメリットではありません。
国内株式や投資信託(NISA・iDeCo含む)を主な取引対象としている人は、ポイント制度や取引ツールの使いやすさ、手数料などの観点から比較して選びましょう。
楽天証券の実際の評判は?口コミをもとに検証
ここまで楽天証券のメリットやデメリットを解説しましたが、実際に利用している人の評判が気になる人も多いでしょう。
楽天証券の利用者のリアルな評判を、よい口コミと悪い口コミそれぞれ紹介するので、楽天証券の口座を開設するかの参考にしてください。
よい口コミでは初心者でも使いやすい点やサイトの使いやすさが高評価
楽天証券のよい口コミとして、以下の意見が寄せられています。
- 投資の情報量がすごい
- 積み立てNISAなら少額からスタートできる
- 口座開設だけで日経新聞の内容を無料で読める
- 初心者でも問題なく取引できる
- ポイントが貯まってお得
- 豊富な商品がある
- 投資信託が100円から始められる
- 楽天カードと併用で便利に使える
- 手数料が安い
- サイトが見やすい
- スマホアプリが使いやすい
ツール画面が見やすく注文方法もわかりやすい
初心者でも使いやすい点を評価する声や、サイトやスマホアプリが使いやすいとの評判が多くありました。
日経新聞が読める、投資に関する情報量が豊富など、情報の充実度を高く評価する声も見られます。
悪い口コミではポイント制度の改悪を指摘する声が多い
楽天証券の悪い口コミには、以下の意見があります。
- ポイント付与の条件が改悪された
- 楽天銀行との連携によって得られる利率補助が見劣りするようになった
- 年度の途中でポイント制度を改悪された
- もらえるポイントの利用先が制限されている場合がある
- 付与されるポイントが少ない
- カスタマーサービスの電話が繋がりにくい
- カスタマーサービスに問い合わせてもわかりにくい
悪い口コミの多くが、ポイント制度の改悪を指摘するものでした。
ポイント制度が充実しているために、楽天のサービスを利用している人は多くいます。
それだけにポイント制度に目が行きがちですが、重要なのは総合的に見て自分にとってメリットのある証券会社を選ぶことです。
ポイント制度の一点を見るのではなく、まずは自分が重視する点を整理し、各社のメリットとデメリットを総合的に比較するのが、証券会社選びのコツです。
楽天証券がおすすめな人の特徴3選
これまでの内容を踏まえると、楽天証券での投資が向いているのは、以下3つの特徴に当てはまる人です。
- 勉強しながら投資をしたい初心者
- 楽天ポイントをお得に貯めたい・活用したい人
- 投資信託をメインに取引したい人
NISAを除き、証券口座は1社につき1つであれば複数社で開設しても問題ありません。
楽天証券の強みが発揮される場面では楽天証券、その他の場面では他の証券会社などと使い分けるのもおすすめです。
以下では、楽天証券に向いている人の特徴を詳しく解説します。
勉強しながら投資をしたい初心者
楽天証券はトウシルや各種経済ニュースをはじめ、投資に関する情報を豊富に発信しているため、これから投資を始めたい初心者におすすめです。
取り扱っている商品も豊富なので、自分の興味のある商品を見つけやすいのも特徴。
株式の取引に関しては、手数料ゼロのコースも用意されており、試しに株を買ってみたい初心者から、上級トレーダーまで使いやすいです。
楽天ポイントをお得に貯めたい・活用したい人
楽天ポイントを貯めたい人も、楽天証券に向いています。
ポイントプログラムや楽天カード・キャッシュでの積立で楽天ポイントを貯められるだけでなく、貯めたポイントは投資にも利用可能です。
楽天市場や楽天カードでポイントを貯めている人は、まずはポイント投資から始めれば、自分のお金をリスクにさらさず安心して投資をスタートできます。
投資信託をメインに取引したい人
楽天証券は投資信託の取扱数が多く、ネット証券の中でも一二を争う水準です。
各ネット証券の投資信託の取扱数を比較した結果は、以下の通りです。
証券会社 | 投資信託の取扱数 |
---|---|
楽天証券 | 2,566 |
SBI証券 | 2,589 |
SMBC日興証券 | 1,031 |
マネックス証券 | 1,801 |
auカブコム証券 | 1,853 |
※取扱数は2025年3月調べ
投資信託は多数の投資家から資金を集めて一つの大きなファンドとし、投資の専門家が運用を行い、収益を分配する金融商品です。
投資信託では、多数の株式や債券などを少量ずつ買い付けるため、分散投資によるリスク軽減効果が見込めます。
さらに最低100円と少額から購入できるので、資金力の小さい個人でも始めやすいです。
このような性格からNISAやiDeCoでの取り扱いも多く、初めての投資先としてもおすすめです。
口座開設で起こりがちなトラブルと対処法
楽天証券の口座開設でありがちな以下3つのトラブルと、それぞれの対処法を解説します。
- 顔認証ができない
- 口座開設の審査に通らない
- 解決できない不明点や問題がある
どうしても解決できないときは、カスタマーサービスセンターに問い合わせるのがおすすめです。
各トラブルの解決方法を詳しく解説します。
顔認証ができない場合は明るい場所で顔をはっきりと写そう
アプリによって、問題なく顔認証ができるときと、なかなかうまくいかないときが分かれるのはよくあります。
顔認証がうまくいかないときは、以下の工夫をしてみてください。
- 顔とスマホとの距離に注意する
- 目・鼻・口をしっかり映す
- 逆光になる場所を避ける
- 明るすぎる場所や暗すぎる場所を避ける
- 髪の毛や衣類で顔が隠れないようにする
- 頭を動かしたり目を閉じたりしない
何十回やっても失敗した人が、顔に光を当たるように撮影したらうまくいった例も見られます。
まずは顔がはっきりと写るよう、撮影場所やスマホの角度を工夫しましょう。
口座開設できない理由は?信用取引には投資経験や資金力が求められる
国内に住んでおり、反社会勢力に該当しない個人が、本人名義の口座を開設するなら、原則として審査に落ちることはありません。
ただし信用取引口座の開設については、以下の基準が設けられており、人によっては審査に通らない場合があります。
- 楽天銀行の総合取引口座または法人口座を開設している
- インターネットを利用できる環境にある
- 自分のメールアドレスを持っている
- 登録した電話番号に間違いがなく、常時連絡が取れる
- 他社を含め、信用取引または現物取引の一定の投資経験がある
- 金融資産100万円以上
- 年齢80歳未満
信用取引は、資金を借り入れて、自分が持っている元手以上の金額で商品の売買ができる取引です。
資金の借り入れと返済が発生するため、投資経験と資金力のある人でないと口座開設を認めていません。
信用取引を行いたい人は、まずは現物取引で経験を積んでから申し込みましょう。
解決できない問題や疑問はカスタマーサービスセンターに連絡しよう
口座開設を中止したい、よくある質問を見ても解決しないなど、イレギュラーなトラブルが発生した際は、カスタマーサービスセンターへ連絡しましょう。
電話による問い合わせだけでなく、オペレーターとのチャットでの問い合わせも可能です。
電話とオペレーターチャットの対応時間は、それぞれ以下の通りです。
平日 | 土日 | |
---|---|---|
電話 | 問い合わせ全般 8:30~17:00 |
NISA 9:00~17:00 |
オペレーターチャット | 問い合わせ全般 9:00~18:00 |
NISA 9:00~17:00 |
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簡単な質問であれば、疑問点を選択肢から選んでいくAIチャットでも解決できます。
楽天証券の口座開設でよくある疑問に回答
楽天証券で口座開設にするにあたり、よくある以下の質問に回答します。
- 口座開設に費用はかかる?
- 未成年でも口座開設できる?
結論をいうと、口座開設は無料ででき、一定の条件を満たせば未成年でも口座開設が可能です。
以下で詳しく見ていきましょう。
口座開設に費用はかかる?
総合口座やNISA、iDeCoなどの各種口座を開設するだけでは費用はかかりません。
加えて、口座管理や入出金、株式の保管も手数料無料です。
口座開設をすれば、楽天証券で提供されている情報をすべて閲覧できるため、すぐに取引を始める予定がなくても、口座開設をしておくのがおすすめです。
未成年でも口座開設できる?
以下の条件を満たせば、未成年でも口座開設ができます。
- 満18歳未満かつ未婚である
- 親権者または未成年後見人の1名が楽天証券の総合口座を開設している
- 親権者全員または未成年後見人(複数人選任されている場合は全員)の同意が得られている
加えて、口座名義人が15歳以上であれば、本人が主体となって取引が可能です。
ただし信用取引や先物・オプション取引、FXなどのハイリスク商品は取引できません。
資産運用の中でも、特に投資信託は長期で運用するほど有利とされています。
新NISAの施行に伴い投資へのハードルが下がっている昨今、子どもが未成年のうちから積立などの投資を始めるのは、資産形成と金融教育の両面において賢い選択です。