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10月17、18日に「日経メッセ大阪」開催、「リテールテック 大阪 2024」など4展

2024年10月11日9:44

日本経済新聞社はテレビ大阪と共催で、2024年10月17日、18日の2日間、インテックス大阪4・5号館で第4回「日経メッセ大阪」を開催する。同展は、国内最大規模の街づくり・店づくり総合展として例年3月に東京で開いている「日経メッセ」の関西版で、「リテールテック 大阪 2024」「フランチャイズ・ショー大阪 2024」「JAPAN SHOP大阪2024」「SECURITY SHOW大阪2024」の4つの展示会で構成される。4 展示会合わせて 220 を超す企業・団体が出展する。 

「リテールテック大阪」は、POSやキャッシュレスなどの決済、AI・データ活用、デジタルマーケティングなど流通DX最前線を紹介し、流通・小売業向け情報システムの展示会として関西最大級の展示会となるそうだ。人手不足解消や業務効率化、消費者の購買行動変への対応、物流の2024年問題への対応などを実現する最新の流通DXを紹介する。小売業、専門店、卸売業、外食業、サービス業、物流業などが来場する。

日立グループは、生成AI顧客による購買シミュレーションのVR体験を参考展示する。消費者の価値観を模倣した「生成AI顧客」による、VR空間での買い物体験を通じ、購買意欲を高めるような商品配置を短時間で提案し小売業での店舗の売上向上を支援するそうだ。「生成AI顧客」の商品選択の理由や、商品配置を変更した際の商品選択への影響などを、VR空間上で検証することが可能だという。リテールテック大阪2024では、VRゴーグルを通して「生成AI顧客」目線での購買シミュレーションを体験できる。

生成 AI 顧客による購買シミュレーションの VR 体験(「日経メッセ大阪」

Fujiは手渡しからロッカー受け渡しに。自社開発のスマートロッカーシステム「Quist(クイスト)」を出展する。Quistを利用することで混み合う時間帯も人の手を介さず受け取りができ、閉店時間後でも好きな時間に受け取ることができるという。また、温度帯が選択でき、冷蔵・冷凍品や温度管理が必要な物も入庫可能だ。スタッフの負担を軽減しつつ、顧客へは新たな選択肢を提供するという。

二次元コードで受け渡す、温度管理できるスマートロッカーシステム「Quist(クイスト)」 (「日経メッセ大阪」

セーフィーは、クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」を展示。店舗のマネジメントやオペレーションの効率化、顧客の体験価値向上につながる店舗分析など、より良い店舗づくりのための取り組みについて映像の力で貢献するという。展示ブースでは、Safieのサービス内容のほか、導入顧客事例とその取り組み内容についても紹介する。

小売・サービス業の店舗運営を変えていく「Safie」 (「日経メッセ大阪」

ペイクラウドホールディングスのバリューデザイン、アララ、クラウドポイントも出展。バリューデザインでは、飲食や小売など店舗ビジネスを展開する法人向けに、自店舗の顧客データを溜め、販促に活用可能なキャッシュレス決済「独自Pay」を軸とした複数のサービスを紹介。アララは、国産のメール配信サービス「アララ メッセージ」を展示。クラウドポイントは、直感的な操作で簡単にデジタルサイネージを運用できるシステム「CloudExa」を紹介する。 

「フランチャイズ・ショー大阪」は、飲食・サービス・小売りのフランチャイズ本部などが加盟店や代理店、提携先を募集する。

「JAPAN SHOP大阪」は、最新の商空間デザイン・ディスプレー、サイン、インテリア、店舗設備を取り上げ、

「SECURITY SHOW大阪」は、AI監視カメラ、ロボットなどのテクノロジーを搭載した最新のセキュリティ製品・技術を紹介し、マッチング・商談の場を提供する。同展示会は昨年、大阪で初めて開催したが、好評だったという。

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