2024年8月21日8:30
あいおいニッセイ同和損害保険(あいおいニッセイ同和損保)と、タクシーアプリ『GO』を運営するGOは、あいおいニッセイ同和損保が提供する「ライドシェア事業向け自動車保険(移動支援サービス向け自動車保険)」において、GOが提供する「タクシー事業者向け管理システム」を活用し、ライドシェア事業のドライバー・車両の増減や稼働日数を保険会社へ簡便に通知できる仕組みを2024年8月より全国に展開すると発表した。
タクシーが不足している地域・時期・時間において、タクシー事業者が該当地域の自家用車とドライバーを活用できる制度である日本版ライドシェアが2024年4月から開始された。
あいおいニッセイ同和損保では、日本版ライドシェア開始に合わせ、ライドシェア事業を行うタクシー事業者を契約者とする「ライドシェア事業向け自動車保険」を2024年4月1日より提供している。また、GOでは、ドライバー向けアプリや管理システムの提供を含む日本版ライドシェアの導入支援サービスを提供しており、これまでに17都道府県のタクシー事業者様において日本版ライドシェアの開始と運行の支援を行っている。
「ライドシェア事業向け自動車保険」は、ライドシェア業務中に限定して補償する商品であり、稼働実績に応じて保険料を払い込む合理的な仕組みとなる。一方で、タクシー事業者にとっては、ドライバー・車両の増減や稼働日数を毎月保険会社に通知する業務が新たに加わるという課題があった。
このほど両社は、GOが提供する「タクシー事業者向け管理システム」において、あいおいニッセイ同和損保の「ライドシェア事業向け自動車保険」の毎月の通知業務で必要となる項目をダウンロードし、データ送信できる簡便かつ効率的な仕組みを構築したという。
あいおいニッセイ同和損保では、全国47都道府県とのネットワークを通じ、営業地域や事業規模に関わらず、日本版ライドシェア参入を検討するタクシー事業者および公共ライドシェア導入を検討する地方公共団体の皆様に「ライドシェア事業向け自動車保険」を提供していく。また、GOでは、タクシー事業者の営業地域が現在「GO」のサービスエリアか否かに関わらず車両1台からでも日本版ライドシェアが実施可能なプランを新設し、案内を開始しているそうだ。
この記事の著者
Finance News Navi編集部
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