2023年9月11日17:00
BEENOSの連結子会社で、海外向け購入サポートサービス「Buyee（バイイー） 」を運営するtensoは、香港向けに新たな配送サービス「Buyee空運香港」を提供開始した。
これまで香港エリアでBuyeeを利用する人は宅配受け取りしか受け取りの選択肢がなかったが、同サービスの開始により商品注文時に自宅外での受け取りが選択でき、186の受取店舗で受取可能となるほか、軽量帯荷物が国際配送料金と香港現地配送料金を合わせて588円から利用可能となる。これにより、香港の利用者は自身のライフスタイルに合わせた荷物の受け取り方が選択できるようになり、軽量帯の商品を安価な送料で購入できるようになる。
香港はBuyeeの利用ユーザーも多く、日本の商品を活発に購入しているエリアだという。一方で、配送事情として、人口密集地域であり限られたスペース内に住居が集中していることから置き配が難しく、さらに共働き世帯が多い傾向があるため、日中の自宅での宅配便の受け取りが難しい状況がある。そのため、自宅外での荷物の受け取りの需要が高く、セルフ受取店舗やロッカー、カウンター等が広く普及しているそうだ。
香港のBuyeeユーザーからはかねてより、注文時から自宅外での受け取りが選択できるようにして欲しいとの要望や、配送業者に自宅の住所を知られたくないという声ももらっていた。そこで海外配送においてもセルフ受取店舗の利用を選択でき、さらに軽量帯で安価な送料を実現する「Buyee空運香港」の提供を決定したという。
「Buyee空運香港」では、香港内の本島から離島までをカバーする186の受け取り店で商品の受け取りが可能だ。また、国際配送料金と香港現地料金合算で588円から利用できる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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