2023年10月31日9:30
楽天証券は、IT分野における企画・開発力のさらなる強化を行うため、Seedsの事業譲渡を受けると発表した。
Seedsは、コンピューターシステムやソフトウェアの企画・開発に定評があるシステム開発会社となる。楽天証券のパソコン向け株式トレーディングツール「MARKET SPEED 」シリーズやスマートフォン向けトレーディングアプリ「iSPEED」シリーズをはじめ、楽天証券が提供するサービスの多くの開発を担ってきたそうだ。今回、Seedsから事業譲渡を受け、Seedsが持つ企画・開発力や、それに特化した優秀なITエンジニア人材との内製化を促進し、AIや機械学習、クラウドなどの最先端技術を活用して、利用者へのサービス提供のスピードアップ強化を進めていく。
楽天証券は、2000年に個人向けに初めてリアルタイムで株価配信を行ったトレーディングツールの提供を開始し、プロの投資家なども利用する高性能取引を簡易に実現できる「MARKET SPEED II」や「iSPEED」シリーズの展開、ロボアドバイザーやAI技術を活用したサービス提供、楽天グループの強みを活かした各種サービスの提供・拡充、取引手数料の無料化など、多様化する顧客ニーズを解決するべく、利用者からの声を積極的に取り入れた開発・改善を行っているという。
今回、Seedsの事業譲渡を受け、Seedsの強みを活かすことで、サービス・サポート体制をさらに強化するそうだ。