2023年11月10日9:30
アドインテ(京都府京都市)は、グローバルアドテクノロジー企業であるThe Trade Desk, Inc.(米国カ)とパートナーシップを提携したことを発表した。
アドインテはThe Trade Deskと連携することにより、広告主は自社サービスのBRAND LOOP Adsにおいてリテールメディアネットワークを活用し、The Trade Deskのプラットフォーム通じてオープンインターネット上に広告配信が可能となり、同社のリテールデータを効果計測に活用可能になった。
特に、近年CTV(TVer等)やオーバーザトップ(OTT)広告が注目されている。The Trade Deskは、ユーザー生成コンテンツ(UGC)やソーシャルメディア(SNS)以外のチャネルにおいても、フォーマットやデバイスを横断した広告配信を提供することで、広告のリーチと効率を最大化するプログラマティック広告配信プラットフォームを提供している。特に、生活者のテレビ離れが進む中で、CTVは新たな広告媒体として効果的な配信やブランド認知の向上・購買意欲を高める施策として効果的となるそうだ。
なお、BRAND LOOP Adsは、配信可能リーチ数 4,000万人、購買分析可能な決済流通総額 9兆1,000億円を超える、ブランドメーカーに特化したリテールメディア広告配信サービスとなる。
流通小売業様が保有する会員データなどファーストパーティデータやID-POSなどの購買行動データを分析し、オンライン・オフラインの顧客接点への広告配信や、The Trade Deskをはじめとするプラットフォームと連携することで、多様化する消費行動に合わせたデジタル広告配信を可能にする。
今回の連携により広告主はUGCや各SNSに加え、CTV、OTTへの配信や品質クオリティの高いプレミアム媒体への広告配信が可能になり、さらには配信後の購買行動変化まで分析することが可能になる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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