2023年12月7日12:27
BASEは、ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」において、新たなAI機能として「SNS投稿文の自動生成」、「問い合わせ返信文の自動提案」、「ショップデザインの自動提案」の3つの機能を2023年12月6日より提供開始した。
「BASE」は、ショップオーナーがAI機能を活用することで、これまでショップ運営にかかっていた作業負担を軽減し、ものづくりやマーケティング、顧客対応などショップオーナーにしかできない価値づくりに向き合うための時間“クリエイティブタイム”を創出することを目指して、AI機能の提供に取り組んでいるそうだ。
2023年4月に「BASE」初のAI機能として商品説明文を自動生成する機能を提供開始したが、同機能の名称を「BASE AI アシスタント」としてリリースしたが、今回の新たなAI機能の提供開始に合わせて総称を「BASE AI アシスタント」に変更した。
「BASE」におけるAI機能の活用状況として、「商品説明文の自動生成」に関しては、機能提供開始後に商品を新規登録したショップの5割が利用している。また、「BASE」がショップオーナーを対象に実施したAIに関するアンケートでは、「AIを活用して作業負担の軽減をはかる機能がリリースされたら利用したいと思いますか?」という設問に対して、「はい」と答えたショップオーナーが9割を超えており、多くのショップオーナーがAI機能の活用について非常に高い関心を持っている。
新機能のSNS投稿文の自動生成では、登録した商品の情報(ショップカテゴリ、商品名、商品説明文)を元に、ターゲットに刺さる文章やハッシュタグをAIが生成する。
問い合わせ返信文の自動提案では、利用者から届く問い合わせの内容をAIが汲み取り、想定される返信文を提案する。注文ステータスの抽出や、文章作成など、本来返信文の検討にかかる作業負担が軽減される。
ショップデザインの自動提案では、販売する商品ジャンル、ショップの雰囲気を選択するだけで、ショップオリジナルのデザインをAIが提案する。商用利用可能な画像のピックアップやコピーライティングの提案も可能だ。