東京スター銀行が 液晶ペンタブレットを渉外業務に導入(ワコム)

2024年4月19日13:00

ワコムは、同社の液晶ペンタブレット最新モデル「Wacom One 液晶ペンタブレット 12 (DTC121)」が東京スター銀行に導入され、2024年3月より渉外業務での活用が本格稼働した。これにより渉外時の事務処理にかかる時間の大幅削減(最大70%)を実現したそうだ。

東京スター銀行で、事務処理にかかる時間が大幅に削減(ワコム)

東京スター銀行は、店舗のキャッシュレス化や、インターネット上で銀行店舗体験ができる「VRラウンジ」の開設、「オンライン相談サービス」等の非対面チャネルの充実など、数々の取り組みを進めている。2022年にはクラウド上に投資信託・保険商品のペーパーレス取引システムを構築し、申込書類の電子化を実現した。これに伴い、店舗で申込書に記入する据え置き型端末として13.3型の「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」が45台導入され、顧客の記入ミスが減り、行員によるチェック業務や負荷も軽減されたという。

同実績から、顧客の自宅の玄関先等での提案や申込み手続きでも「液晶ペンタブレットを活用したい」という声が、営業担当者から寄せられたという。そこで2023年に銀行では初めて導入されたのが「Wacom One 液晶ペンタブレット 12 (DTC121)」だという。「Wacom One 液晶ペンタブレット 12 (DTC121)」20台の導入により、顧客による資料の閲覧や記入が容易になったほか、投資信託や保険商品の申込書の記入ミスの減少や訂正のための再訪問の回数が削減された。また、ペーパーレス化による事務処理時間が3分の1から4分の1ほどに短縮され、申込書の保管コストも削減されるなど、行員の業務効率化と顧客満足度向上を実現したそうだ。

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Finance News Navi編集部

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