2024年4月24日13 :37
チューリッヒ保険会社は、長崎銀行(長崎県長崎市)と提携し、2024年4月24日より、同行の預金口座を持つ人に対し、ダイレクトメールによる傷害保険の案内を開始する。
同社は、銀行やクレジットカード会社など多くの会員顧客を持つ企業と提携し、ダイレクトメールを中心とした通信販売で傷害保険を案内するというビジネスモデルを展開している。これまでに提携した企業は約100社以上となり、このうち銀行との提携は37行目となる。長崎銀行では、利用者のライフスタイルが多様化するなか、非対面施策を活用して、より多くの顧客との接点を拡大したいとの意向により、今回の提携に至った。
今回の長崎銀行との提携では、同行に預金口座を持つ人に対し、順次ダイレクトメールにて傷害保険を案内する。対象の顧客は、申込書を返送するだけで、交通事故による死亡補償または入院一時金補償を一定期間無料(同行が保険料を負担)で受けることができる。また、希望者は、月々少額の保険料で死亡、入院・手術などを手厚く補償する追加プランにも併せて加入できる。これにより同行は、窓口におけるコンサルティングに加え、来店の機会が少ない人へも保険商品を案内することが可能となり、顧客利便性とロイヤリティの向上が図られるという。
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Finance News Navi編集部
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