2024年6月19日9:30
ダブルスタンダードは、SBI証券の口座開設時の本人確認に、オンライン本人確認システム「D-Confia」の「公的個人認証サービス」の提供を開始した。
公的個人認証サービスとは、マイナンバーカードに搭載された電子証明書を利用することで、なりすまし等の不正防止を担保して本人確認できる仕組みだ。同サービスの導入により、SBI証券はこれまで目視で行っていた本人確認を自動化することができ、審査業務の負担が大幅に削減される。また、申込者は本人確認書類の撮影不要で、速やかに口座開設を完結することが可能となるそうだ。
ダブルスタンダードは公的個人認証において主務大臣の認定を受けた、プラットフォーム事業者(PF事業者)となる、サービス導入時の際に必要な手続き、環境整備をダブルスタンダードが行い、事業者の負担を削減する。
オンライン本人確認システム「D-Confia」は、口座開設やアカウント登録時に必要な本人確認をオンラインで完結できるサービスだ。ICチップ読取または本人確認書類の撮影による本人確認が可能だ。ICチップ読取では、チップ内情報の読取のほか、公的個人認証にも対応している。撮影による本人確認では、AI OCR機能、顔認証機能、自動審査機能、自動マスキング機能など、バックオフィス業務をサポートする多数の機能が搭載されている。
この記事の著者
Finance News Navi編集部
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