2024年6月25日15:30
Finatextグループのナウキャストと、分析用求人ビッグデータを提供するフロッグは、賃金動向指数サービス「HRog賃金Now(読み:フロッグ賃金ナウ)」において、新たに業種別指数と企業規模別指数の提供を開始した。
これまで「HRog賃金Now」では正社員、アルバイト・パートの職種別、都道府県別の指数を提供してきたというが、企業規模ごとの違いや業種ごとの違いなど賃金の波及具合を確認するには属性別の考察が十分に行えない状態だったという。今回、新たに「業種別指数」、「企業規模別指数」を提供することにより、一般に見られている公的統計などと同じ切り口で足元の募集賃金や求人の動向、将来の支払賃金の見通しを立てることが可能になる。
業種別指数では、「情報通信業」、「製造業」、「宿泊業、飲食サービス業」など、主要な業種ごとに募集賃金、求人数の動向を可視化する。これらの業種区分は日本標準産業分類の大分類に準拠している。企業規模別指数は、毎月勤労統計調査に倣い、従業員数が 5-29人、30-99人、100-499人、500人以上で企業規模の分類を行い募集賃金、求人数の動向を可視化する。また、これまで提供していた職種×都道府県のクロスセルに加え、職種×企業規模、業種×都道府県、業種×企業規模、企業規模×都道府県のクロスセルでも分析が可能になった。
この記事の著者
Finance News Navi編集部
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