2024年8月1日9:20
findは、落とし物にまつわる課題を解決するデータプラットフォーム「落とし物クラウドfind」において、落とし物を検索できる施設数が1,200施設(2024年7月18日時点)を突破したと発表した。
findは「KEIO OPEN INNOVATION PROGRAM」に採択され、3カ月間の実証実験を経て、2023年5月に京王電鉄に正式導入された。以降、鉄道会社・商業施設・タクシー会社など、約1年で導入数を伸ばし、findを利用できる駅・施設・営業所の数は1,200以上となった。
またfindは、AIの活用とユーザーの声をもとにした機能アップデートにより、落とし物を預かる施設スタッフの管理業務の効率化と落とし物の返却率の向上につなげているそうだ。
具体的に、サービス開始以降、11万2,000人以上の人から落とし物の問い合わせをもらった。返却率は約30%で、返却できた落とし物は3万4,000件を超えた。
落とし物をした人は、findと連携した対象施設のLINEアカウントから問い合わせができる。画像の送付や多言語のやり取りが可能で、利用者の約93%が満足しており、見つかったことへの喜びや感謝のメッセージが寄せられているそうだ。
今後は対応施設を拡大し、将来的には施設を横断した問い合わせを可能にするという。