2024年9月20日7:30
livepass(リブパス)とキヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は共同で、 MS&ADインシュアランス グループのあいおいニッセイ同和損害保険に対し、パーソナライズ動画を用いた新しい事故・損害車両撮影サービスの提供を開始した。
損害保険業界における保険金請求の適正化が求められる中、livepassはパーソナライズ動画技術を活用し、事故に遭った契約者自身が、事故時の損傷箇所・状況を記録し、保険会社に直接提供する仕組みの構築をご提案し、あいおいニッセイ同和損保様が導入した。
ivepassのパーソナライズ動画は、企業と顧客ごとのパーソナルなWeb上のコミュニケーションを、外部にログを残すことなく実現する配信・受信技術だ。企業と顧客とのコミュニケーションには、機微情報・個人情報が含まれることもあるが、livepassのパーソナライズ動画を通じたコミュニケーションでは、外部に情報が漏れる心配がないという。
今回のケースでは、事故・損壊状況や契約者様情報という機微情報・個人情報を契約者様から送信をしていただく必要があった。また、契約者は、スマートフォンを持っていれば特別なアプリのインストールは不要だ。パーソナライズ動画の説明に従うことで、車両の動画を撮影・あいおいニッセイ同和損保への送信・提供が可能であり、老若男女誰でも利用できる簡単なUXであるという。さらに、電話サポートなどが不要で契約者が自己完結できること、事故・損害車両の動画を直接クラウドストレージに格納できること、など保険会社の事故対応部門とご契約者様の負担軽減に繋がることが評価され導入された。
具体的なイメージとして、保険会社から契約者に同パーソナライズ動画を送付。動画による案内で車両の撮影方法についてイメージを用いてわかりやすく説明する。契約者はそのままパーソナライズ動画上で損傷箇所の動画・写真を撮影し、その動画・画像ファイルはアップロードまでパーソナライズ動画上で完結するという。
この記事の著者
Finance News Navi編集部
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