2024年11月5日8:15
住信SBIネット銀行は、利用者向け生成AIチャットボット「ヘルピッピ」を内製開発し、2024年11月1日よりサービスを開始したと発表した。
「ヘルピッピ」は、キャラクターに自然に話しかけるように質問することで、利用者が知りたい情報を得られるよう設計されている。一般的なチャットボットとは異なり、生成AIを活用することで、自然言語での対話での言語理解および文脈保持により、精度の高い回答を行うことが可能だという。
「ヘルピッピ」は、話ことばでの質問にも対応できるため、利用者は「ヘルピッピ」と対話をすることで欲しい回答にたどり着くことが可能だという。また、従来のチャットボットとは異なり、文脈を保持する機能を有しており、利用者に質問した内容を記憶しているため、質問して得た回答に重ねて質問することで、前の質問を踏まえた回答を得ることが可能だ。
さらに、同社の膨大な数のFAQを知識として学習しており、多種多様な質問に対し、正確に回答することが可能だとしている。 独自の技術を活用し、正しいFAQ知識の参照による回答作成し、追加質問に対する回答の再考を行うため、精度の高い回答を実現している。
加えて、回答をテキストで示す際、出典元として、情報源となった関連情報を回答末尾に明示する。出典元を明確にすることにより、利用者対し、より透明性の高い情報提供を行う。
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Finance News Navi編集部
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