2026年7月16日8:00
三井住友カードは、2026年2月24日より、大手クレジットカード会社に先駆けて、Visaが日本で提供するオンラインショッピング向け決済サービスである「クリック決済(Click to Pay)」の対応を開始した。三井住友カードでは、対面でのタッチ決済のように、オンラインでも素早く簡単に利用できるソリューションとして訴求する方針だ。(決済不正対策のすべて2026)

トークンを活用した取引 国内でも機運が高まる
「クリック決済」とは、事前にカード番号や住所等を登録しておくことで、オンラインショッピングでの購入手続き時に情報の手入力が不要になる決済ソリューションだ。「クリック決済」ではカード番号ではなく、トークン(代替番号)を活用した取引を行うため、より安心・安全に決済が可能だ。
三井住友カードが発行するVisaブランドのカード会員は、三井住友カードの「クリック決済」サービスページよりアクセスし、「クリック決済の登録申請」より手続きを行う。オンラインショッピングでは、「クリック決済」のマークが表示されている加盟店において、シームレスな取引が可能だ(EMV 3-Dセキュアの追加認証がある場合あり)。
三井住友カードでは、2016年から「Apple Pay」や「Google Pay」の支払いでトークン決済に対応している。これにより、少額決済をはじめ、対面取引での利便性が高まった。「クリック決済」はVisaが非対面でのタッチ決済の位置づけで強化しているソリューションだ。
三井住友カード マーケティング本部 マーケティングユニット 商品サービス企画開発チャプター 部長代理 植木雄太郎氏は「EC取引は普及しており、対面のお店の決済もテーブルオーダーなど実質EC決済に変わりつつある中で、お客様の決済体験を第一に考えたときに、グローバルに普及しており、ブランドも推進しているソリューションとして『クリック決済』に対応しました」と説明する。同社では以前から同ソリューションをウォッチしてきたが、Visaが昨年国内でサービスを提供することを発表し、国内でも機運が高まる中で、大手カード会社としていち早く対応することになった。
非対面での体験向上へ カード情報漏洩リスクを軽減
クリック決済への対応は、非対面での顧客体験の向上につながる。「オンラインショッピングにおいて、カード番号、住所、氏名など、入力しなければいない項目が多岐にわたるなかで、シームレスに入力することなく決済が完了するユーザー体験は利便性が高いです」(植木氏)。カード番号の漏洩、不正取引の懸念が高まる中、トークン取引を用いる中で、安心・安全に決済を行える点がメリットだとした。
このコンテンツは会員限定(有料)となっております。
詳細はこちらのページからご覧下さい。
すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。















