入学費用の支払にクレジットカード決済を導入(ヴィアトール学園)

2012年1月13日17:07

洛星中学校・洛星高等学校を経営する学校法人ヴィアトール学園は、三井住友カードとクレジットカード決済について契約を締結し、2012年度の洛星中学校・高等学校の入学手続者を対象に、決済代行事業者のフューチャーコマースが提供するSaaS型払込システム「F-REGI 払込支払い」を利用した入学費用のクレジットカード支払いの受付をインターネット上で開始すると発表した。クレジットカードでの入学費用支払の受付は、日本の学校法人では初めての取り組みとなる。

これまで洛星中学校・高等学校では、入学費用は指定の銀行振込用紙からの納入のみ受け付けていたが、入学手続者は貴重な時間を割いて金融機関の窓口に赴き、本人確認書類提示のうえ納入手続きを行う必要があったため、かねてより負担の少ない納入方法を検討していた。

今回のF-REGI 払込支払いの導入により、2012年度の洛星中学校・高等学校入学手続者は、同校のホームページより案内される専用の入学費用払込画面より、Visa、MasterCardを付したクレジットカードを利用し、時間・場所を問わず24時間インターネットを介して納入手続きを完結させることができるようになる。また、クレジットカードの活用により受験シーズンのまとまった出費の支払負担を分散させる効果も期待できるという。

洛星中学校・高等学校では、実際の運用開始にあたりカード情報の受付や入金確認などの業務フローの構築が課題となるなかで、受付から事務処理までの一連の機能を備えたF-REGI 払込支払いを採用することにより、新規システム開発などの導入負担なしにクレジットカード決済の受付を開始することができるという。今後、洛星中学校・高等学校では、インターネットを介したクレジットカード支払を受験料・授業料へも拡充させることを予定している。

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