日本政策投資銀行がインボイス管理サービス「Bill One」導入(Sansan)

2023年8月25日18:16

Sansanは、日本政策投資銀行(DBJ)がインボイス管理サービス「Bill One」を導入したと発表した。

DBJは、第5次中期経営計画の基本方針として「デジタル化を活用した業務の高度化」を掲げ、経理部門をはじめとするさまざまな業務効率化に取り組んでいる。DBJはBill Oneを活用することで、請求書をデジタル化し、業務効率化およびインボイス制度や電子帳簿保存法への対応を推進する。

Bill Oneは、郵送で届く紙の請求書やメールに添付されるPDFの請求書など、請求書をオンラインで受領・データ化し、月次決算をしやすくするインボイス管理サービスだ。電子帳簿保存法に対応している現在の機能に加え、2023年10月から開始されるインボイス制度にも対応できるよう新たな機能の開発を進めている。

DBJでは、年間約2万枚の紙の請求書を受領している。請求書情報を経費精算の管理システムへ手入力し目視で確認するなどの作業が年間4000時間発生しており、リモートワークの阻害要因となっていた。また、改正電子帳簿保存法やインボイス制度など新たな法制度への対応のために、今後さらに担当者の工数が増える懸念があり、抜本的な業務フローの見直しが求められていたそうだ。

そこで、経理業務をデジタル化して、業務効率化とインボイス制度や電子帳簿保存法のような法改正対応を同時に実現できるサービスを検討するなかで、インボイス管理サービス「Bill One」の導入に至った。

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