2023年7月15日14:39
BIPROGY は、2019 年 11 月から提供している地域金融機関向けサービスプラットフォーム「LEAPS for Banking」のサービス群を強化・拡充した「LEAPS for Banking 2.0」の提供を開始した。
「LEAPS for Banking 2.0」は、地域金融機関のコスト最適化と顧客価値向上に寄与するサービスだという。従来から提供している勘定系サービスに加え、金融機関に必要な制度対応のシステムやソリューションのコスト最適化を実現する「コスト最適化」、働き方改革やデータを活用した付加価値向上を実現する「業務 DX」、顧客接点を変革し収益機会拡大を支援する「顧客接点強化」の3つの領域、8種のサービスを提供する。
「LEAPS for Banking 2.0」は、地域金融機関のコスト最適化を図り、戦略的な IT 投資へのシフト、「顧客密着」「提供サービス拡大」による新たな収益機会の創出を支援するそうだ。
具体的には、金融機関の業務を支える勘定系やさまざまな周辺システムを共同化し、金融機関の戦略に自由度を実現するオプションなどを提供するという。OptBAE 勘定系サービスは、勘定系システムに関わる業務、およびコスト最適化と金融機関の独自の戦略を実現するオプションサービスを提供する。パートナープログラムでは、金融機関の先進的な IT 戦略を支える、人材育成スキームやサービス、ユーザー間の知財を相互に流通し活用できるスキームを提供する。金融ソリューションサービスでは、金融機関の多様な業務や制度対応に必要なシステムなど、サブシステムの共同運用・省力化サービスを提供する。
また、業務 DXでは、デジタル社会に必要なセキュリティを担保した働き方を支援するサービスや、データ分析などIT 技術を活用した業務改革を支援するツールやサービスなどを提供する。金融機関内部 DXでは、金融機関の社内業務に必要な高いセキュリティを担保したテレワーク環境や、職員の生産性およびエンゲージメント向上を支援するコミュニケーション活性化ツールなどを提供する。データ利活用サービスでは、さまざまなシステムから発生するデータを活用できるデータ利活用の環境を整備し、データを業務に活かすことで顧客への提案力向上や業務改革などを支援するサービスを提供する。顧客接点強化として、いつでも、どこでも時間や場所を問わずに金融サービスを利用できるデジタルチャネルと、リアルチャネルを融合したサービスを提供する。
デジタルチャネルでは、バンキングアプリなど、今後拡大するデジタルを活用したサービスで顧客接点を強化し、より身近な、より一人一人に寄り添ったサービスを提供する。また、営業店サービスでは、人の多いオフィス街や住宅街など、地域の特性に合った営業店づくりができるサービスを提供する。法人営業サポートサービスでは、地域企業のパートナーとして、渉外活動の生産性向上やビジネス成果の向上を目指すサービスを提供するという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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