2024年4月8日17:06
Pictoriaは、大和証券グループ本社、Fintertech、大和総研および、Pocket RDと協働し、Fintertechが提供するクラウド型応援金サービス「KASSAI」の問い合わせに応対するAIオペレーター「KOTO(コト)」を開発し、リリースした。
KOTOは、「UIにデジタルヒューマンを搭載し、人間らしい反応や仕草を交え応対する」「音声でコミュニケーションを行う」「文脈を加味した応答を行う」「PCやスマートフォンからいつでも利用可能かつ24時間のサービス提供を目指す」の4つの特長を併せ持つAIオペレーターだという。
これらの特長を併せ持つAIオペレーターが利用者にサービス提供するのは、国内大手金融機関初の試みだとしている。
Pictoriaは、バックエンド、フロントエンド開発の全般を担当。キャラクター設定、合成音声の制作、各社成果物の結合、そして自然な対話を生成するAI開発など、KOTOに息を吹き込む役割を担った。
合成音声はPictoriaが開発した独自のサービス「talk shape」によって生成されている。従来の淡々としたFAQとは異なり、AIキャラクターとのコミュニケーションを重視することで、オペレーターとしてだけでなくキャラクターとしての親しみやすさを実現した。
今回は、リリースまでのスピードを重視し、約2カ月という短期間での開発した。KOTOはまだ試用版だという。
この記事の著者
Finance News Navi編集部
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