2024年4月26日13:15
フリー(freee)は三井住友海上火災保険と業務提携を開始した。
同提携により、スモールビジネス向け統合型保険プラットフォーム「freee保険セレクト」の提供を2024年中に予定している。
働き方改革関連法が2024年4月に全業種に適用となり、特に2024年問題に該当する運輸・建設・医療などの業種においては残業規制による人材不足や人材の定着に課題が生じている。
そのような課題を解決するため、人材確保などをはじめとしたスモールビジネス向けの事業経営におけるリスク管理を目的として三井住友海上と業務提携を行い、企業の事業リスク対策や人材定着を見据えた各種保険・共済などの補償商品にfreeeプロダクト上から加入できる仕組みを提供していく。
「freee保険セレクト」は統合型保険プラットフォームをコンセプトに、会計・人事労務・支出管理・販売管理などの統合型クラウドERPの情報と接続されたサービスを提供する。freeeプロダクトと連携することで、業種・職種・個人ごとに細分化されたニーズに応じた補償商品のレコメンドや、保険料の支払い・保険金の受け取りなどの経理処理を自動化、さらに従業員が加入している保険・補償商品の情報を基に給与天引きや年末調整時の保険料控除計算の自動処理の実現を目指す。
この記事の著者
Finance News Navi編集部
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