2024年5月16日11:50
neoAIは、ゆうちょ銀行と、業務効率化に向けて生成AIの導入を実施すると発表した。
ゆうちょ銀行とneoAIは、生成AIの業務への活用に向けた実証実験を実施し、生成AIが照会業務や文章作成等の業務効率化に有用であることを確認したという。
実証実験の結果も踏まえ、社内業務へのさらなる活用を検討する中で、ユースケースにあった機能を簡易にかつ高精度に利用でき、金融機関として求められる高いセキュリティレベルも確保されているneoAIの生成AIオールワンパッケージ「neoAI Chat」が採用されたという。
neoAI Chat(旧:neoSmartChat)は、自社のデータを読み込み生成AIの活用を可能にするAIプラットフォームとなる。MicrosoftのクラウドサービスであるAzure上で構築されており、大規模自然言語モデル(LLM)であるChatGPT等をカスタマイズして利用可能だ。
SaaSの問い合わせ対応AI、企業分析AI、補助金AIなどの企業活動に特化した専門的なAIを、学習を行うことなく既存のドキュメントを準備するだけで利用可能だ。また、neoAI Chatは、認証機能、データアクセス権限の管理、IP制限機能など、セキュリティ面でエンタープライズレベルの要求を満たす機能を備えている。
この記事の著者
Finance News Navi編集部
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