中小企業向けオンライン型ファクタリングサービス「SHIKIN+」で「AI仮審査」(Biz Forward)

2024年6月21日16:51

マネーフォワードと、三菱UFJフィナンシャル・グループ2社との合弁会社であるBiz Forwardは、中小企業向けオンライン型ファクタリングサービス「SHIKIN+」で口座連携をしているユーザー向けに「AI仮審査」の機能を提供開始した。これにより、ユーザーは調達可能額と手数料率の目安を約5分で知ることができる。 同機能の提供は7月上旬頃を予定している。

「AI仮審査」(Biz Forward)

同機能は、「SHIKIN+」と口座連携をしているユーザーに向けて、AIを用いた与信審査モデルによって審査を行い、調達可能額、手数料率の目安をスピーディーに算出する機能だ。これまでユーザーは調達可能額や手数料率を知るまで、書類の準備・提出の手間のほか、提出から審査結果の確認まで最短でも2営業日かかっていた。同機能により、書類の提出をせずに、24時間いつでも約5分で調達可能額や手数料率の目安を知ることができる。これにより、スピーディな資金調達先の検討や、資金繰りの計画立てに役立つそうだ。

なお、同機能に搭載しているAIを用いた与信審査モデルはマネーフォワードのR&D組織であるMoney Forward Labで開発している。

今後は「AI仮審査」の機能を、マネーフォワードが展開するクラウド会計ソフト「マネーフォワード クラウド会計」においても提供する予定だ。「マネーフォワード クラウド会計」のユーザーは、連携口座のデータを元に審査を受け、「マネーフォワード クラウド会計」上で「SHIKIN+」での調達可能額と手数料率の目安を知ることができるという。

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ペイメントナビ編集部

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