2024年7月12日8:05
楽天証券は、利用者資産を守るための安全対策を強化し、楽天証券総合口座の一時的利用停止の設定・解除を、お客様ご自身で、24時間365日可能にしたと発表した。
これまで、利用者の口座利用の一時的利用停止の設定・解除は、利用者から楽天証券のコールセンターへ電話する必要があったが、より安心・安全に楽天証券を利用してもらうため、24時間365日、利用者自身で設定を行えるようになった。これにより、不正アクセスの疑いや、スマートフォンの紛失時など、第三者が楽天証券にある利用者の資産を、不正に取引したり出金したりする懸念がある時などに、コールセンターに電話することなく、利用者自身の意思で、楽天証券総合口座へのログインや取引、出金を制御する設定・解除が行える。
楽天証券では、ログイン時と取引時に異なるパスワードを設定してもらうほか、スマートフォンからのログインには生体認証を導入するなど、本人認証の厳格化・高度化に取り組んでいる。加えて、パソコン向けトレーディングツール「MARKET SPEED II」には、ブロックチェーン（分散型台帳）技術などを搭載し、ログイン時にID・パスワードを入力せず、スマートフォンの生体認証でのパソコンツールにログインできるようにしている。今回、新たに利用者の意思で口座利用を一時的に停止・解除できるようになることで、より、利用者自身の資産を守ってもらえる環境が整えられると考えているそうだ。
この記事の著者
Finance News Navi編集部
金融分野（銀行、投資、証券、保険）のテクノロジー、マーケティング、最新動向の啓蒙ポータルサイト
