2024年11月29日8:55
あいおいニッセイ同和損害保険は、事業者が提供するサービスの利用中のみを補償し、1時間単位で保険料を算出する国内旅行傷害保険「on-off ‐オノフ‐」を開発した。傷害保険において1時間単位で保険料を算出する保険商品は業界初となるそうだ。
また、同保険の第一弾として、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)が 2025 年大阪・関西万博開催期間中に開設する「e METRO MOBILITY TOWN」のEVカート利用者を対象に提供する。
近年、公共交通機関の駅やバス停から少し離れた目的地への「ラストワンマイル」の移動手段である「電動マイクロモビリティ」や体験時間を自由に選べる時間制課金レジャー施設など、スポット利用を前提とした利便性・自由度の高い商品・サービスが拡大している。
今回、同社はこのような環境変化に対応し、近距離の移動や短時間のレジャーなど、1時間単位で必要な時間のみ補償を提供できるon-offを開発した。
事業者が提供する移動・アクティビティサービスごとに、1 時間単位で算出する保険料で保険に加入できるため、利用者の負担を最小限に抑えることができるという。また、保険料は事後精算方式が可能なため、サービス利用後に利用料が確定するサービスへの付帯が可能だ。
Osaka Metro が 2025 年大阪・関西万博開催期間中に大阪市の森之宮車両工場跡地に開設する未来モビリティ体験型テーマパーク「e METRO MOBILITY TOWN(イーメトロ モビリティ タウン)」内の EV カートサーキットエリアにおいて、EV カート利用者向けに on-off を提供する。
この記事の著者
Finance News Navi編集部
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