「TAKANAWA GATEWAY CITY」で広域スタートアップエコシステム構築へ(JR東日本/MUFG)

2024年12月13日8:51

JR東日本と三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の連結子会社である三菱UFJ銀行および三菱UFJ信託銀行は、「TAKANAWA GATEWAY CITY」における広域スタートアップエコシステム構築の推進に向け、2024年12月10日に10年間のパートナーシップ協定を締結した。

「TAKANAWA GATEWAY CITY」における地球益の実現(JR東日本/MUFG)

JR東日本グループがもつ地域に根差した重層的ネットワークと、MUFGがもつ広範囲なネットワークおよび多様なソリューションによる「つなぐ」機能とを掛け合わせることで、「TAKANAWA GATEWAY CITY」を舞台に、社会課題の解決と心豊かで活力ある社会の実現を目指す。

具体的に、JR東日本グループが掲げる、すべての人の「心豊かな生活」の実現を目指すグループ経営ビジョン「変革2027」、およびMUFGが掲げる、社会課題解決への貢献を目指す中期経営計画のもと、「TAKANAWA GATEWAY CITY」における広域スタートアップエコシステム構築を推進する連携施策を実施し、両社グループのさらなる発展を目指す。

広域スタートアップエコシステム構築の推進に向けた連携施策では、ビジネス創造施設「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars’Hub」(LiSH)や高輪地球益ファンドにおいて、MUFGによる金融支援などの施策を実施する」。

「環境・モビリティ(ロボティクス)・ヘルスケア」の重点テーマに関連する、LiSHへの参画スタートアップおよび高輪地球益ファンドの投資先のスタートアップに対し、成長支援を両社グループで行う。また同重点テーマにおいて、共創を目指すピッチイベントや共催イベントを開催することで、新しい技術やビジネスモデルを創出し、日本の産業構造の変革を促すことで、経済全体の競争力を高めることを目指す。

さらに、「TAKANAWA GATEWAY CITY」の街に新たな接点をつくり、デジタル金融サービスを活用した生活の質の向上や経済的自立の支援を目指す。また、両社グループが有するデジタルプラットフォームを通じた幅広いコンテンツの提供や、「TAKANAWA GATEWAY CITY」における金融リテラシー向上の取り組みなど、各世代の自立的な資産形成支援における連携を検討する。

加えて、高輪地球益ファンドの投資先や両社グループが支援しているスタートアップと、両社グループがもつアカデミアや事業会社との幅広いネットワークを掛け合わせ、日本流のベンチャークライアントモデルの普及・実装支援を行う。それにより「TAKANAWA GATEWAY CITY」における広域スタートアップエコシステムの価値を向上させるとともに、国内における事業会社のオープンイノベーション活性化を図るそうだ。

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ペイメントナビ編集部

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