2025年1月14日7:53
三井住友ファイナンス&リース(SMFL)は、傘下のヘリコプターリース会社、SMFL LCI Helicopters Limited(SMFLH)が、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、Bank of Americaの金融機関4行と合計420百万米ドルの融資枠契約を締結したと発表した。
同契約のうち、ソーシャルローンとして調達する資金は、「ソーシャルローン・フレームワーク」に基づき、社会課題の解決に資する事業向けに資金使途を特定している。ソーシャルローンは、ソーシャルローン原則およびソーシャルボンドガイドラインに適合するローンを指し、SMFLHは2023年10月に基本方針を定めた「ソーシャルローン・フレームワーク」を策定している。調達した資金は、主に緊急医療搬送・探索救難を用途としたヘリコプターの購入資金として使用する予定だ。
SMFLグループは、中期経営計画の戦略の1つとして「新たなコアビジネスの創造」を定めている。ヘリコプターリース事業を通じた地域社会への貢献、サステナビリティへの取り組みを推進し、持続可能な社会の実現につなげていきたいとした。
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Finance News Navi編集部
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