2023年9月4日18:38
GMOメイクショップは、2023年8月31日より、ECサイト構築SaaS「makeshop byGMO」の機能拡張に対応するアプリストア「makeshop apps」を公開した。また、アプリ開発を促進するために、アプリ開発パートナー向けにAPI情報や開発ガイドを提供するサイト「makeshop apps developers」も、同日より一般公開した。
GMOメイクショップは、アプリ開発パートナーとともに2025年末までに100個のアプリ提供を目指し、店舗様が抱えるさまざまな課題を解決できるよう努めていきたいとした。
GMOメイクショップが提供する「makeshop byGMO」は、利用ショップのEC事業成長をサポートする豊富な基本機能に加え、オプション機能の提供、外部ツールとのAPI連携などにより拡張機能の提供を進めてきたという。
しかし、総合ECカートとして、アパレルや食品をはじめとした幅広いジャンルに加え、BtoB販売や定期販売などのさまざまな販売形式にも対応していることから、利用者から寄せられる要望も多岐に渡るという。その要望により柔軟かつスピーディに対応するためには、これまで以上に外部の技術と連携を強めることが重要であると考え、2020年より始動した「makeshop byGMO」のリニューアル計画「次世代EC開発プロジェクト」の一環として、アプリプラットフォーム構想を立ち上げた。2023年3月には、開発者向け情報を提供する「makeshop apps developers」を限定公開し、アプリ開発パートナーの募集を進めてきた。8月31日に「makeshop apps」を公開し、第1弾のアプリ「LEEEP」をリリースする。また「makeshop apps」では、アプリに加えて連携可能なパートナー企業のサービスも展開し、申し込み導線を設置していく。
アプリ管理機能は、アプリのインストールやアンインストール、利用料金の決済を行う機能となる。
開発パートナー向けの 新APIは、アプリプラットフォームを通して、「makeshop byGMO」の情報を取得、更新、操作する。テスト環境は、新APIとアプリ管理機能を提供し、アプリ開発時のテストを行う。「makeshop apps developers」は、APIリファレンスやアプリ開発のガイド情報を公開するサイトだ。
今後は、「makeshop byGMO」の拡張性を高めるため、2025年末までにアプリの提供数100個を目標として、一般公開した「makeshop apps developers」においてAPI情報や開発ガイドを広く発信していく。APIや技術サポートの拡充を進めることでパートナー募集を強化し、オープンプラットフォーム化をさらに加速させていきたいとした。