2023年11月15日7:05
ビジコムは、2024年7月に発行される新紙幣に対応したグローリー製の自動釣銭機「N300シリーズ」の取り扱いを開始した。
2024年7月をめどに改刷される紙幣は、一万円札、五千円札、千円札の3種類となる。肖像画の人物の変更だけでなく、偽造防止のための新しい技術も導入される。定期的（最近は20年ごと）に改刷が行われるのは、紙幣の偽造（偽札）防止が目的だ。そのため、肖像画を含めた全体のデザインを変えるとともに、新しく開発された偽造防止技術も取り入れることになっている。グローリーの新紙幣対応自動釣銭機「N300シリーズ」は改刷に対応済みで利用できる。実際に新紙幣が発行されてからしばらくの間は処理に問題がないかの確認がされ、必要に応じたファームウェアの更新もされる。
改刷に対応したグローリー社製の新自動釣銭機「N300シリーズ」をビジコムのPOSレジとセットで提供開始する。セミセルフレジセットとして125万円（税別）で販売する。
セミセルフレジセット構成例は、タッチパネルPC Seav-15a、セカンドタッチモニター、バーコードリーダー、レシートプリンター、卓上スマホリーダー、グローリー自動釣銭機 N300セットとなる。
自動釣銭機とPOSレジを連動して利用できるため、スタッフがPOSレジを操作して、利用者が会計を行うセミセルフレジとして利用できる。さまざまなメーカーのキャッシュレス決済端末ともつながるので、現金に加えキャッシュレスでの会計にも対応できる。
この記事の著者
New Retail Navi編集委員
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