「美容室・サロン」事業者向けサービス強化、予約・レジ・決済を1つに(STORES)

2024年1月24日18:20

STORESは、美容室・サロン運営事業者向けのサービス強化の第一弾として、2024年1月22日より特設ページを公開し、順次新サービス・新機能の提供を開始した。特設ページでは、店舗スタッフが働きやすいサロン運営をサポートする機能や、データ分析による経営力強化を可能にする新サービスを紹介しているという。

美容室・サロンの経営支援・業務効率化を強化(STORES)

STORES は、オンライン予約システム「STORES 予約」をはじめ、POSレジ・キャッシュレス決済・ネットショップ・店舗アプリなど、店舗のデジタル化を総合的に支援する複数のサービスを提供しているという。

特に「STORES 予約」は、従来の「電話予約」から「ネット予約」へのトレンドの変化もあり、美容室や理容室、ネイルサロンなどを運営する事業者にも利用されている。

一方、美容室やサロンを運営する事業者へ店舗運営の課題をヒアリングしたところ、予約の業務の効率化のほかにも、「スタイリストの適切な評価と、マネジメントを効率化したい」「経営に活かせる売上データの取得や分析をしたい」「顧客データを活用し、リピーターづくりを強化したい」などの「スタイリストの成長に向けた支援」や「経営力の強化」などの課題が垣間見えたという。

このような状況に対し、STORES が培ってきたサービス基盤を通して、美容室やサロン事業者に貢献するため、今後一層の強化をすることを決定した。

具体的には、異なるシステムで管理していた 予約・レジ・決済の業務をすべて STORES 1つにしていくという。これによりスタッフの日々の作業を効率化するそうだ。

また、顧客のカルテや物販の購入履歴、担当したスタッフの情報を一元管理することで、接客時のコミュニケーションや履歴を元にした提案もスムーズにできるようにする。

さらに、スタイリストごとの売上分析、また、インセンティブ計算も可能になるそうだ。

今後は、オンライン予約システム「STORES 予約」 の機能強化のほか、近日中に「複数予約サイトを一元管理できる外部サービスとの連携」や、スタイリストの成長や経営力の強化を支援する機能を備えた「POSレジ」を提供開始予定だ。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

※流通・コマース関係の情報を中心に記事をご紹介しております。

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