予約管理システム「ebica」「FoodFrontia」シリーズとのAPI連携が完了

2024年2月28日16:41

飲食店向け予約管理システム「ebica」を運営するエビソルは、NECプラットフォームズの飲食店向けPOS・オーダーエントリーシステム「FoodFrontia(フードフロンティア)」シリーズとのAPI連携が完了したと発表した。

「ebica」は、複数のグルメサイトや海外OTA経由の予約/在庫情報を一元管理する「グルメサイトコントローラー」や、オウンドメディアの予約導線を構築できる「スマート予約」、AIが電話予約を自動応対する「AIレセプション」の活用により、さまざまな経路からの予約/来店データを管理・最適化し、飲食店の集客支援を行っている。

今回の「FoodFrontia」とのAPI連携により、「FoodFrontia」でのファーストオーダー登録と同時に、予約なし来店の情報、いわゆる“ウォークイン”の利用者による来店/退店情報が「ebica」に自動で登録されるようになる。これにより、飲食店は「ebica」による予約管理の自動化に加え、これまでスタッフが手動で登録していたウォークインの来店/退店情報管理の自動化が可能となる。「ebica」の利用店舗では、特に平日はウォークインの顧客割合の多い飲食店も多く、来店/退店情報の自動登録が可能になることで、顧客利便性と飲食店の生産性が向上する。

また、今回の連携により、予約/ウォークインにかかわらず、紐付けを行ったすべての顧客の利用金額が「ebica」に自動で登録されるようになる。「ebica」では「グルメサイトコントローラー」機能の提供によって各予約客の来店経路が登録されているため、これにより来店経路ごとの売上分析が可能となり、店舗の予約経路の把握をはじめ効果的なマーケティング活動の実現につなげるそうだ。

なお、予約システムとPOSシステムの連携については頻繁なデータ通信が予定されるが、同連携はAPIを介して行われるため、更新時のエラー発生やシステム負荷についても最小化されるという。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

※流通・コマース関係の情報を中心に記事をご紹介しております。

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