2024年4月19日13:00
アスクルは2024年4月より、従来のBtoC事業のみならずBtoB事業にも領域を拡大し、ビッグデータ活用によるメーカーとのさらなるマーケティングの共創を目指す「ASKUL ECマーケティングラボ」を始動した。
は、2014年よりLOHACOにおけるECならではの多種多様なビッグデータ(顧客データ、購買データ等)を「LOHACO ECマーケティングラボ」参加企業にオープン化。ビッグデータを活用した新たなマーケティング手法の研究と実践を重ねてきたという。
2023年3月、BtoB事業とBtoC事業のシナジーを最大化するため両事業の運営体制を統合したことを機に、2024年4月よりBtoBのビッグデータ(顧客データ、購買データ等)もラボ参加企業に開放して活動することとした。これに伴い、名称も「LOHACO ECマーケティングラボ」から「ASKUL ECマーケティングラボ」とした。アスクルは新生ラボの始動により、参加企業とのマーケティングの共創を一層広く、深く、進化させていくそうだ。「ASKUL ECマーケティングラボ」第1期の活動では117社の参加企業とともに、お客様のニーズを捉えた効果的・効率的なEC マーケティングを研究していく。
新生ラボでは、これまで10年間の活動から見えてきた参加企業の課題を解決するため、よりわかりやすく活用しやすいデータ活用基盤を提供し、データドリブンなマーケティング活動支援を目指す。これに伴い、データ分析に伴う業務効率化等の課題を解決するため、全参加企業にボタン操作だけで閲覧したいデータが生成されるツールを提供する。
さらに、ラボ参加企業は自社のニーズに合わせ、3つのプラン(1.BtoB2.BtoC3.BtoB・BtoC両方)の中から選択した活動が可能だ。BtoBプランおよびBtoB・BtoC両方のプランを利用する参加メーカーは、2022年10月より本格的に開始したBtoB広告ビジネスにおいてもラボならではのビッグデータを活用した広告の展開が可能だ。例えば、BtoBサイト内のバナー広告やクーポン等において、特定の業種や新規顧客等に絞った露出ができる。今後も参加メーカーのニーズに応じながら、新たな広告企画を展開予定だという。