コンビニ500店舗でエッジAI技術を用いた 広告効果測定のための視認検知ソリューション(SSS)

2024年4月26日13:06

ソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)は、コンビニエンスストアにおけるデジタルサイネージの広告効果向上を目的とする、エッジAI技術を用いた視認検知ソリューションを、国内500店舗に向けて導入開始した。

エッジAI技術により、デジタルサイネージの視聴人数・時間などを自動検知(SSS)

SSSは、セブン‐イレブンなど、実店舗におけるリテールメディアの一施策として、店舗内に設置されたデジタルサイネージ(電子看板)への広告配信を国内店舗で実施している企業に対し、技術提供を行っている。導入企業は、同取り組みを通じて、広告主や店舗にとって、効果的なコンテンツ配信を実現するための、高度な広告効果測定に取り組んでいるという。

今回導入したのは、センサー内でAI処理可能なエッジデバイスを用いることで、来店客のデジタルサイネージに向けられた視認を自動検知し、視聴人数や視聴率を把握するソリューションだ。センサーに搭載されたAIが、検知エリア内に入った人数と、サイネージへの視認の有無、視認者数・時間などのデータを効率的に取得する。また、個人を特定する画像データを出力しないため、プライバシーに配慮した効果測定が可能だという。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

※流通・コマース関係の情報を中心に記事をご紹介しております。

 

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