ツルハグループでアプリとサイネージ提供、ID-POSデータと顧客基盤を活用(アドインテ)

2024年5月24日17:36

アドインテは、ドラッグストア・ツルハグループのリテールメディアにおいて、新たな広告メニューとして「ツルハグループアプリ広告」「ツルハプレミアムサイネージ」の提供を開始した。

同サービスによって、広告主であるブランドメーカー各社には、対象商品をオンライン(アプリ)・オフライン(店内サイネージ)でブランド認知の向上や精度の高いマーケティング施策が可能となるという。また、購買検証を基にした費用対効果の検証ができ、最適なPDCAサイクルを回すことが可能だという。

今回のサービスは、広告主に加え、ユーザーの買い物体験の向上を目指し、サイネージ放映コンテンツの開発や購買データを活用したコミュニケーションの実現も目指すという。

同取り組みでは、ツルハグループの公式アプリ上に最大6つの広告枠を設置。ツルハドラッグ、B&Dドラッグストア、くすりの福太郎、ドラッグストアウェルネス、ドラッグストアウォンツ、くすりのレデイ、杏林堂スーパードラッグストア、ドラッグイレブンの全8屋号、アプリダウンロード数累計897万件(2024年3月21日時点)の会員IDに紐づく「購買」という事実を基にOne to Oneのターゲティング配信を行うことができ、広告接触者の購買検証を行うことが可能になるそうだ。

ツルハドラッグ店舗の入口、エンド最上段に音声付きの大型サイネージを設置。設置店舗数は1,271店舗に6,000台以上(2024年4月時点)の設置が完了し、今後さらに設置台数も拡大予定だ。また、ツルハドラッグの巨大な店舗網を生かし、幅広い利用者への商品訴求が可能となり、またツルハグループアプリ広告と組み合わせて実施することで、オンライン・オフライン両方で利用者とのタッチポイントを形成し、来店前の商品認知から来店時の購買後押しまでを一気通貫でコミュニケーションを取ることが可能だという。

ツルハプレミアムサイネージ(アドインテ)

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

※流通・コマース関係の情報を中心に記事をご紹介しております。

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