店内放送・サイネージを組み合わせて買い物情報を訴求(USEN/アオキスーパー)

2024年6月3日19:22

USENとアオキスーパーは、アオキスーパーが運営する愛知県内全51店舗において、USENが60年以上店舗BGMを提供してきた“空間づくり”の知見を生かした『チェーン店向けBGMサービス』と『デジタルサイネージ』を“音×映像”で組み合わせ、店内放送を開始したと発表した。

“音×映像”でより快適なお買い物を目指す(USEN/アオキスーパー)

各店舗・時間帯に応じて音楽ジャンルを変更しながら、来店客にさまざまな音楽や情報を届けるという。また、愛知県出身の声優 大西 亜玖璃さんによるオリジナルの店内CMも放送する。

これにより、食品・飲料メーカーなどの映像CMを店頭の「デジタルサイネージ」で投影し、そのCM音声を店内放送と連動させることができるという。にぎやかな売り場イメージがあるスーパーマーケット業態では、“音声で商品名を訴求する”などの形式は多くなかったが、聴覚・視覚どちらからも情報が伝わることで、より快適な買い物環境づくりにつなげ、お客様満足度の向上に取り組むという。

具体的に、開店から午前中は、季節に合わせたコメント付きの店内CMやBGMを放送し、来店客に季節感を感じながら、快く買い物してもらうことを意識した。午後からは、少しお洒落で、ゆったりとした雰囲気を演出するため、ボサノヴァやヒーリング曲で穏やかなインストゥルメンタル(歌無し)を流しているそうだ。16時以降は一転し、若年層・主婦をはじめとしたさまざまな人々に人気の最新J-POPランキングや、テレビ・映画で話題の最新ヒット曲を集め、同じ店内にて午前、午後、夕方以降と、全く異なるイメージでBGMを構成しているのが特長だという。

今後は、同サービスを活用したイベント告知や店舗の宣伝などの情報発信も行っていく予定だという。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

※流通・コマース関係の情報を中心に記事をご紹介しております。

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