2024年9月27日7:30
ambieは、ambie sound earcuffs 完全ワイヤレスモデル の新作「AM-TW02」を、2024年10月17日に発売すると発表した。9月26日にはメディアの関係者を対象とした発表会をShare Green Minami Aoyama で開催した。予約開始は2024年9月27日午前10時からとなる。また、蔦屋家電、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、エディオン、eイヤホンで先行して店頭にて試聴機を試すことができるという。
耳をふさがない完全ワイヤレスイヤホン
ランニングに加え、Web会議も可能
ambieは2017年に設立した会社で、ソニーの中で開発していた商品をオープンイノベーションとして世の中に出すために、2017年にソニーとワールドイノベーションラボのベンチャーキャピタルの間にできたジョイントベンチャーとなっている。同社では2017年から継続して商品を提供しており、耳をふさがない“ながら聴き”が可能な商品を提供している。周囲の声を聞きながら、音楽も楽しむことができる商品性となっている。例えば、ランニングの際、周囲の音が聞こえて安全に楽しむことができるという。また、小さな子供がいる家の場合、寝かした子を起こさずに自分だけの音楽を楽しめる。さらに、テレワーク環境ではマイク機能も搭載しているため、付けながらZoomなどの会議を行うことができる。
AM-TW02ではBGMをアクセサリー感覚で身につけるイヤカフ型のデザインは変更せず、より多くの人が使いやすくするために、AM-TW01に比べ装着性を大きく改良したそうだ。ambie 代表取締役 三原良太氏は「耳に挟む部分が今回柔らかい素材を使用することで、従来よりも簡単に、片手でも装着できるぐらい装着性がアップしています」と説明する。またマルチポイント、急速充電に対応など、1日中快適に使ってもらうために、必要な機能もアップデートした。例えば、使って電源が切れた場合でも5分ケースに戻して充電すれば1時間連続再生が可能だという。充電ケースのバッテリー容量も増量しており、ケースでの充電を合わせるとトータルで24時間再生できる。
同社がオープンイヤー型に注力する理由は、ストリーミングサービスの台頭やスマートフォンの普及で、人と音楽の関係が変わってきているからだという。以前はCDなどを部屋にこもって音楽を聴くスタイルだったが、ストリーミングサービスでは、ハッピー、リラックス、バーベキューなど、人々がなりたい気持ちやユースケースを元にいろいろな音楽を選ぶ形が主流になっている。BGMとして音楽を楽しむ形にトレンドも変化しているそうだ。ambie sound earcuffsでは、周囲の音が聞こえて、かつ自分だけに音楽を聞ける新しいデバイスとして提案できる。三原氏は「ユーザーの生活を彩るためにはどういったデバイスがいいかといった観点で弊社ブランドを作らせていただいております」と話す。
4つのカラーにBEAMSとのコラボも
20色のシリコンカバー着せ替えも可能に
価格は1万7,000円で、カラーは前回から好評の白（White×White）と黒（Black×Black）を残しつつ、イヤホンとケースの色が異なるGreen×Indigo、Flamingo×Beigeの4色を用意した。デザインを担当したソニーグループ クリエイティブセンター 犬飼裕美氏は「ファッションの定番になっているようなカラーを、この充電ケースに取り入れてあげれば、 どんなイヤホンが来てもその人らしさが生まれるんじゃないか」と考えたそうだ。また、グリーンとフラミンゴピンクは顔周りに装着するため、顔色が明るく、パッと華やかに見えるような色を意識したそうだ。重量は片耳約4.4gとなり、Bluetooth Ver5.3に準拠している。マルチペアリング対応は10台までとなる。
商品の特徴として、20色あるシリコンカバーに着せ替えることによって、より自分のコーディネートを楽しめる。
さらに、発売のたびに完売となるBEAMSコラボモデルも登場。1980年代の自由でラディカルな家電を彷彿とさせるポップなカラーブロッキングを施し、BEAMSらしいハッピーなデザインとなっているそうだ。
当日はambie セールス＆マーケティングチーム ディレクター 高松奈美氏とランニングインフルエンサー 三津家貴也氏によるトークセッションも実施。三津家氏が実際にランニングなどで装着した感想や今後の期待などについて語った。
