2024年10月2日21:08
Asobicaは、東急ストアへ、同社ロイヤル顧客プラットフォーム「coorum（コーラム）」の提供を開始した。
東急ストアが属するスーパーマーケット業界では、価格競争や出店戦略が売上において重要とされているが、近年の少子高齢化・オーバーストアの潮流を受け、安定的な売上を実現するための新たな施策を模索する企業が増えているそうだ。
東急ストアでは、「駅前で便利」「家から近い」「品揃えが豊富」といった理由だけでなく、東急ストア自体に魅力を感じ、来店してもらえる顧客を増やすために、デプスインタビューをはじめとした顧客理解施策に取り組んでいる。
同施策を進めていく過程で、TOKYUポイントプログラムから購買データや来店データを取得し可視化することはできていたものの、各データから区分される顧客層それぞれのインサイトの抽出や来店後を含めた顧客体験全容の把握は実現が難しいと感じていた。
そこで、購買や来店に限定されない顧客体験の全体像をゼロパーティーデータを通じて把握し、発見したインサイトを店舗改善・商品開発・販促へ活用するまでを支援するサービスとして、このほどcoorumを導入したそうだ。
この記事の著者
New Retail Navi編集委員
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