NFT×ファッションに参入、原宿で先行販売も実施(JR九州)

2024年10月31日10:40

JR九州は、デジタルの世界をより身近なものとして楽しんでもらうための取り組みとして、WEB3.0を活用したシステムを提供する SHA256 (シャーニゴロ)と、NFTマーケットプレイスOpenSeaで5,556個・22,006ETH(日本円換算 約85億円 ※2024.10.24 13:00時点)分のNFTを販売するプロジェクトチーム“ WEIRDO GHOST GANG (ウィアードゴーストギャング、以下「WGG」)”とともに、実物としてのアパレルと、デジタルコンテンツとしてのNFTを組み合わせた展開を開始する。

フーディ(前)(JR九州)

 第1弾商品としてのフーディとNFTのセット販売は、日本国外からも購入できる仕様となっており、購入後は、SHA256が提供する販売サイト内のメタバース空間においても着用できる。販売数は限定120着(全サイズ合計)で、価格は1万5,000円(税込)。クレジットカード決済・QR決済で支払い可能だ。

なお、東京・原宿のSOMSOC galleryで2024年11月9日、10日に全サイズ合計100着を先行販売する。

JR九州は、NFTを活用することで顧客と多様な接点を築くとともに、新しい価値や九州の楽しみ方を提案することを目指す「JR 九州 NFT」プロジェクトの取り組みとして、NFTの販売および駅・列車における無料配布に取り組んできた。今後も従来のリアルでの体験や交流にとどまらない、バーチャル空間上での新たな体験・楽しみ方を提供するとともに、ライフスタイルの多様化に対応した交流を創出することで、新たな価値創造にチャレンジするそうだ。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

※流通・コマース関係の情報を中心に記事をご紹介しております。

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