2025年1月22日10:09
アニメ・ホビー、ゲーム、アイドルグッズなどさまざまな商材を取り扱うインターネット通販ショップの駿河屋(エーツー運営)は、このほど、BEENOSグループで越境ECおよびジャパニーズコンテンツの海外進出をサポートするBeeCruiseの支援を受け、「eBay」への出店を開始した。
「eBay」は、190カ国に展開し1.32億人のユーザーを擁する世界最大級の越境ECモールで、北米での利用率は73%、ヨーロッパでは16%と、アジア(8%)よりも欧米で多く利用されていることが特徴だ。
同社は、1998年にインターネット通販ショップ「駿河屋. JP」を立ち上げた。現在では月間訪問者数2,756万人、2.2億PV(2024年8月現在)となる。海外需要の高まりに合わせ、2019年には海外向け通販サイト「駿河屋. COM」の運営を開始。2024年7月には、台湾に「駿河屋台湾ECショップ」を、12月には「駿河屋台湾POP UP ショップ」をオープンし、本格的な海外進出をスタートした。
このほど、欧米圏での販売強化を図るため、BeeCruiseの支援サービスを利用し、新たなプラットフォームとして「eBay」への出店を決定した。
BeeCruiseは、駿河屋の「eBay」アカウントを開設し、駿河屋の持つ商品データをeBayストアとAPIで自動連携して出品する。また、海外の利用者からの問い合わせ対応や海外配送を、海外販売サポート実績を持つBEENOSグループのノウハウを活かして行う。これらの支援により、同社は少ない手間で「eBay」での販売を開始することができるという。