アイリッジとアプリ開発を軸に顧客接点の変革業務を行う合弁会社設立(博報堂)

2025年1月23日6:18

博報堂は、2025年1月16日、アイリッジ とデマンドチェーン・顧客接点変革に向けた協業拡大を目的とした資本業務契約、およびアイリッジが実施する第三者割当増資による新株発行の引き受けを決定したと発表した。

同時に、アプリ開発を中心としたデマンドチェーン・顧客接点の変革業務を行う合弁会社の設立を決定した。

デマンドチェーン変革を加速(博報堂)

博報堂は、生活者接点から生み出されるさまざまなデータを活用し、企業活動のあらゆるシーンで機動的な意思決定を実現する「デマンドチェーン変革」を推進している。新会社では、博報堂が持つ生活者接点全体をデザインするクリエイティビティと、アイリッジが持つ大型のアプリ開発を遂行するプロジェクトマネジメント力と開発力を掛け算し、アプリなどの多様なオウンド接点開発を行う。そこからさまざまな生活者データが生み出され、その生活者データ基盤が幅広い顧客接点(店舗販売・広告販促・CRM・アフターサービス)の価値をさらに高め、デマンドチェーン変革を加速させるという。

博報堂はこれまで企業のアプリを中心としたオウンド開発領域における構想(アセスメント・サービスデザイン)、開発(PoC・PMO推進)、グロース(成長)をサポートするプログラムを提供してきた。これにアイリッジのシステム実装力が加わることによって、顧客接点の変革を一気通貫で行う大規模開発の支援を進める。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

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