2022年8月3日7:50
三重県を中心にスーパーマーケット事業や店舗宅配事業(ネットスーパー)を展開するスーパーサンシと、Tポイント・ジャパン(TPJ)は、スーパーサンシが運営するネットスーパー「JAPAN NetMarket」加盟企業へのTポイントサービスの提供をはじめとした業務提携について基本合意を締結した。
三重県を中心に13店舗のスーパーマーケットを運営するスーパーサンシは、1984年より宅配店舗事業を開始し、2000年にはネット宅配サービスをスタート、自社配送網の構築や月額会員制の導入、細やかなスマホアプリの最適化など、効率的な配送スキームをベースにしたネットスーパーサービスを展開している。また2019年より「JAPAN NetMarket」として、同社のネットスーパーのノウハウやスキームを他社スーパーへ横展開し、すでに19社で導入されているそうだ。Tポイント・ジャパンは、約7,000万のT会員に対し、リアルとネット合わせて約15万店舗の買い物で利用できる共通ポイント「Tポイント」サービスを提供している。
今回の基本合意では、「JAPAN NetMarket」加盟企業へのTポイントサービスの提供をはじめ、小売店の店舗DX支援に向けた協業を開始する。また、リアルとネットの購買情報を統合したデータベースマーケティングで、最適なレコメンドや商品発注、商品開発など、OMO(Online Merges with Offline)で顧客価値の高いサービス提供を実現する仕組みづくりにも取り組んでいく予定だ。
さらに、地域のスーパーマーケットを中心に、両社のパートナー企業に対して「JAPAN NetMarket」とTポイントサービスの導入を提案し、全国拡大を目指す。その業務提携の第一弾として、2022年11月ごろより、Tポイント提携企業の、関東、東北エリアで食品スーパーマーケットを運営する「Aコープ東日本」において、「JAPAN NetMarket」の利用でもTポイントが貯まるサービスを開始するそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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