「@ cosmeTOKYO」で多言語映像通訳サービス「みえる通訳」が導入(テリロジーサービスウェア)

2023年8月24日20:33

テリロジーサービスウェアは、アイスタイルリテールが運営する体験型コスメ専門ショップ「@ cosmeTOKYO」にて、多言語映像通訳サービス「みえる通訳」が導入されたと発表した。

外国人観光客に対応する際の心の不安を解消へ(テリロジーサービスウェア)

全国にある@cosme(アットコスメ)の店舗の中でも、フラッグシップショップとして2020年1月にJR原宿駅前にオープンした@cosmeTOKYOでは、昨年からインバウンドの回復とともに外国人観光客の来客数が急増していた。

20~30名程の店舗スタッフの中で、対応頻度の高い英語・中国語に対応できる者は少数だったため、「みえる通訳」の導入前は、音声翻訳を利用し、利用者に画面を見せながら対応していた。そのため、時間がかかり、うまく伝わらず、ジェスチャーや表情を駆使することもあったそうだ。

トライアルを実施したところ、「みえる通訳」の特徴である「人が対応する」点に安心感があり、導入が決定した。これまでは、利用者から英語以外の言語で声がけされると、どのように対応すべきか不安を感じる状況だったが、「みえる通訳」の導入により、安心して働ける環境になったという。

導入後は、機械翻訳ではなく、実際に通訳者が対応するため、来店者と店舗スタッフ双方の話した内容が正確に伝わり、利用者のサービス品質向上につながっているそうだ。また、「みえる通訳」を使った接客で商品を購入する人も増加している。特に日本製の商品は海外からの利用者に人気があり、今後も来店する人の数は増加すると予想している。cosmeTOKYOでは、「みえる通訳」が外国語で接客するための有力なツールとなっており、引き続きインバウンドの売上比率や、各店舗における外国人観光客の割合に注視しつつ、全国にある他店舗での利用拡大も検討しているそうだ。

この記事の著者

New Retail Navi編集委員

※流通・コマース関係の情報を中心に記事をご紹介しております。

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