2023年10月18日19:45
ジェイアール西日本ホテル開発(京都府京都市)は、展開するJR西日本ホテルズの全11ホテルにて、観光分野のDXを推進するアクティバリューズが提供するAIを活用した多言語対応の旅ナカ専用ウェブアプリ「VERY(ベリー)」を、2023年10月16日より順次導入すると発表した。
JR西日本ホテルズでは、2022年5月にAIを活用した顧客体験プラットフォーム「talkappi(トーカッピ)」をグループホテルにて導入し、AIによる自動応答チャットボットサービスやアンケート機能、問い合わせフォーム機能などの活用により、利用者の「旅マエ」「旅ナカ」の利便性向上や、「旅アト」の情報発信に努めてきたという。
新たに導入する「VERY」は、こうしたtalkappiの各種機能やホテルの施設案内情報などを一括表示できる、旅ナカ専用のウェブアプリだ。ウェブ上での表示が可能なため新たにアプリをダウンロードする必要は無く、チェックイン時に配布するカードや客室内に設置されたポップに記載のQRコードをスマートフォンで読み込むと、すぐに表示することが可能だ。
VERY上では、ホテルの施設案内やWi-Fiの接続方法等、館内サービスの利用案内をはじめ、レストラン情報・朝食会場の混雑状況・周辺観光案内等を、利用者の手持ちのデバイスに応じた言語で確認できる。また、宿泊者のみが利用できる「ご宿泊者様限定クーポン」も用意し、滞在中の利便性向上に加え、館内レストランをお得に利用できるコンテンツ拡充も行った。