2023年12月25日6:50
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と、商業不動産をデジタル化し新たなインフラの創造を目指すCOUNTERWORKSはこのほど、持ち運べるブランドストアソリューション「BlockyJOYPOP」(ブロッキージョイポップ)の提供を中心としたポップアップ事業領域での取り組みにおいて基本合意を締結した。
CCCは従来のポップアップやイベントをソリューションとデジタルでアップデートし、「生活者」「ブランド・小売」「土地オーナー」の3者の出会いを支援することを目的に、手軽にポップアップストアを展開できるブランドストアソリューション「BlockyJOYPOP」を企画・開発した。
カウンターワークスは、2015年より、ポップアップストアやイベントなどの商業スペースを発見、利用できるオンラインプラットフォーム「SHOPCOUNTER」を展開している。商業施設や路面店、駅ナカ、オフィスビル、展示会場などさまざまな商業スペースの検索、予約、支払いをワンストップで提供できる機能や、専門性を持ったコンシェルジュによるスペース探しのサポートを行っているそうだ。
両社は、カウンターワークスが保有するポップアップストア運営のノウハウや出店場所と、CCCが提供する「BlockyJOYPOP」、企画提案力やデータ分析等を用いることで、ポップアップストア事業の拡大と価値向上に向けて取り組んでいく。まずはTSUTAYA・蔦屋書店を含む都内近郊エリアにて「BlockyJOYPOP」の提供を開始する。
「BlockyJOYPOP」は2023年8月より複数企業にてリサーチおよびテストセールスを実施した。現在各種メーカー、D2Cブランド、航空会社、エンタテインメント企業、イベント主催者、小売(EC含む)・デベロッパーで具体的な活用検討が進められているそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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