POSターミナル 2機種「RZ-A476S」「RZ-A396S」を発売(シャープ)

2024年2月16日17:24

シャープは、タッチパネル機能付き15型液晶ディスプレイとキーボード、レシートプリンターを一体化した業界最小クラスの設置面積(幅278 × 奥行377mm)となるPOSターミナル 2機種「RZ-A476S」「RZ-A396S」を発売する。

POSターミナル「RZ-A476S/RZ-A396S」 。「漢字カスタマディスプレイ」「RZ-4DP3」との組み合わせ例。画像はハメコミ合成で実際の表示とは異なる(シャープ)

近年、決済手段やポイントサービスの多様化、顧客に応じたクーポンの発行などを背景に、決済時のデータ処理量が増加している。また、POSターミナルに蓄積された販売データを発注計画や在庫調整などの店舗運営に活用する動きも見受けられる。

こうした中、新製品は、高速CPUの搭載により、決済時の一連の処理に加え、販売データの集計や在庫管理など、負荷の大きい処理の高速化を実現したという。さらに、上位モデル「RZ-A476S」においては、同社従来機比4倍の容量となる計256GB(128GB×2基)の記憶装置(SSD)を標準搭載。1基目のSSDのデータを2基目に複製できる「ミラー機能」により、万が一、1基目のデータが破損した場合でも、2基目が売上や顧客情報などのデータを保持し、継続した店舗運営が可能だ。加えて、停電時やコンセントが抜けてしまった場合などにも作業中のデータを保護するバッテリーを内蔵している。

オプション(別売)の「漢字カスタマディスプレイ」(来店客向けの表示画面)は、新たにカラー液晶ディスプレイを搭載。背景画像を設定できるので、商品名や価格に加え、広告やイベント告知など、さまざまな情報表示に活用できるそうだ。

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ペイメントナビ編集部

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