2024年2月22日17:43
住信SBIネット銀行は、2024年2月26日以降順次アプリ「住信SBIネット銀行」で支店名がフルーツの個人口座の利用者においてマイナンバーカードを利用した公的個人認証サービスおよび、公的個人認証時に顔容貌の撮影を行う機能を導入すると発表した。公的個人認証と顔撮影を併用した口座開設は、ネット銀行初の取り組みとなるそうだ。
公的個人認証サービスは、マイナンバーカードに搭載された電子証明書を読み取ることで、口座開設時に第三者によるなりすましや文書が改ざんされていないことの確認を行うためのサービスとなる。
同サービスを導入することで、スマートフォンによる本人確認資料の撮影が不要になり、口座開設完了までの時間が短縮され、手続き後すぐに口座を利用できる。また、偽造本人確認書類による不正口座開設申込を防止する効果が期待できるそうだ。
セキュリティの観点から、マイナンバーカードの読み取りによる本人確認時に顔容貌の撮影を行い、口座開設後、アプリ使用時にも顔容貌の照合を行いセキュリティを一層強化する。また、従来の「スマホで本人確認」機能もリニューアルし、首を振る撮影が不要になるそうだ。
今後は各提携NEOBANKサービスについても、今後順次展開を検討していく。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト