「Makuake」にてプロジェクト実行者への入金を早期化(マクアケ)

2024年3月11日20:23

応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」を運営するマクアケは、「Makuake」でプロジェクトを実施した事業者への入金までの期間を短縮し、これまでより1週間程度早い「プロジェクト終了月の翌月25日」へと変更すると発表した。新スケジュールの対象となるのは、2024年2月終了のプロジェクトからとなるそうだ。

イメージ図(マクアケ)

これにより実行者のキャッシュフロー改善を支援し、応援購入された商品やサービス(以下、リターン)提供の円滑化を後押しすることで、次なるチャレンジの機会創出につなげるという。

「Makuake」において、サポーターが応援購入できるリターンは、まだ世の中に一般流通していない量産前のものや、オープン前の施設での体験などとなる。実行者はプロジェクトが終了してから、プロジェクト期間中に応援購入した分だけのリターンを用意しサポーターに提供する。「Makuake」でプロジェクトを開始する時点で量産体制の準備や各種先行投資、販売前のまとまった在庫の確保の必要がなく無駄を生まない点が、実行者・サポーター双方から支持されてきたそうだ。

また実行者においては、一般的なECサイトなどと比べて決済からリターンの提供までスケジュールにゆとりがあるため、同社からの入金を待った上でリターンの準備を行うことが可能だという。

一方、これまでの入金タイミングではプロジェクト終了翌月末までに発生する支払いに同社から入金されるキャッシュを当てることができなかったため、少しでも早くサポーターにリターンを届けるべく仕入れや製造委託のタイミングを早めたいと考える実行者からは、入金早期化の要望があった。

また、「Makuake」の応援購入のコンセプトを理解しているサポーターからも、リターンが早く届いた際にはポジティブなコメントが多く寄せられているそうだ。こうしたことから、実行者によるリターン提供の早期化を後押しすることで応援購入体験の向上が期待できるため、同社内で検討を重ね、実行者への入金タイミングを前倒しすることとなった。

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ペイメントナビ編集部

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