京都銀行と連携し府内15社のシンガポール事業展開支援を開始(WeAgri)

2024年6月7日11:55

テックファームグループでクロスボーダー流通プラットフォーム事業を手掛けるWeAgriは、京都銀行と連携し、京都府内食品メーカー15社のシンガポールを起点とした東南アジアでの事業展開を支援すると発表した。WeAgriが有する海外販路開拓プラットフォームを活用し、現地でのマーケティング活動も含め、輸出から販路開拓までサポートするという。

WeAgriは、シンガポールの「オーチャードロード」に2024年2月新たにオープンしたショッピングモール「オーチャードポイント」内に初の直営リアル店舗を開業。ここで6月10日より、支援企業15社の商品をテスト販売する。

オーチャードロード(WeAgri)

モール内の“世界の食品フロア”に位置し、日本をコンセプトとする同店舗では商品の販売のほか、試食・試飲、インフルエンサーによるライブ配信、デジタルサイネージを活用したプロモーションなどのマーケティングも合わせて展開する。また、同時にECサイトでのテスト販売も開始した。抹茶、スイーツ、出汁、酒など、現地で特に反応が高い商品のラインナップに、注目が集まることが期待されるそうだ。

なお、8月~9月には、オーチャードポイント内に特設会場を設け、試食・試飲販売イベントの開催を予定だ。より多くの顧客とのタッチポイントを創出するほか、商品の本商流化実現に向け、現地バイヤーとの商談会もセッティング。将来的な自走も見据え、テスト販売・商談後のフォローアップ、課題把握から今後の展開提案まで、一連のサポートを10月末まで実施するという。

この記事の著者

financenews

Finance News Navi編集部

金融分野(銀行、投資、証券、保険)のテクノロジー、マーケティング、最新動向の啓蒙ポータルサイト

関連記事

ファイナンスニュース最新情報

ペイメントニュース最新情報

PAGE TOP