2024年9月19日16:49
楽天証券は、2024年10月1日から、NISAの金融機関変更手続きの利便性を向上し、書面を送付することなく、ウェブサイトで手続きが完了できるようになると発表した。また、2025年1月から投資信託の積立をスムーズに開始できるように、事前に積立設定ができる「ウェルカム積立予約」サービスの提供も予定している。10月以降に2025年のNISA口座を他金融機関から楽天証券に変更する人が、2025年1月からNISAを活用した資産づくりをはじめられる環境を提供するそうだ。
楽天証券は、2024年4月1日に施行された「租税特別措置法」の改正に対応し、2024年10月1日より、次年度のNISA金融機関変更の電子化に対応する。これにより、これまでNISA口座の金融機関変更手続に必要だった、「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」の送付を不要とし、必要な情報を楽天証券のウェブサイトに直接入力すると、他金融機関からのNISA口座金融機関変更手続きが完了できるようになる。
また、10月以降にNISA口座を他金融機関から楽天証券に変更した人が、2025年1月から投資信託での積立投資をスムーズに開始できるよう、来年の投信積立を事前に設定できる「ウェルカム積立予約」サービスを提供予定だ。同サービスは、年末年始の多忙な時期を待たず、2024年中に投信積立の設定ができるそうだ。決済方法に関わらず、他金融機関から楽天証券に変更するNISA口座が利用可能な2025年1月からスムーズに投信積立での資産づくりを開始することができる。
さらに、NISAの金融機関変更手続きの利便性向上にあわせ、NISA口座の新規開設キャンペーンなど、各種キャンペーンを実施予定だという。
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ペイメントナビ編集部
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